特許
J-GLOBAL ID:200903083744502398

エンジンの出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-217387
公開番号(公開出願番号):特開平5-059998
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 カム切換時の応答速度を実際に計測し、この値があらかじめ定めた最低速度を下回るときは燃費カムへの切換を禁止することにより、油圧系の作動不良にもかかわらず加速不足が生じないようにする。【構成】 運転条件よりカム切換が判定されたときは、カム切換機構73が出力カムと燃費カムの2つのカムを油圧切換弁の作動によって選択的に切換えるとともにこのカムの運動を吸排気弁の少なくとも一方に伝達する。このカムの切換時には、出力補正手段77によって切換前後の発生トルクが同一となるようにエンジン出力が補正される。一方、測定手段78が油圧切換弁へのカム切換信号の出力からカム切換までの応答速度を測定し、この応答速度があらかじめ定めた最低速度を下回るときは禁止手段80が出力カムから燃費カムへの切換を禁止する。
請求項(抜粋):
高出力を発生する特性に設定した出力カムと、燃費が良好となる特性に設定した燃費カムと、これらのカムを油圧切換弁の作動によって選択的に切換えるとともにこのカムの運動を吸排気弁の少なくとも一方に伝達するカム切換機構と、運転条件を検出するセンサと、この運転条件に応じてカムを切換えるかどうかを判定する手段と、この判定結果よりカム切換が判定されたときはカム切換信号を前記カム切換機構の油圧切換弁に出力する手段と、前記カムの切換時に切換前後の発生トルクが同一となるようにエンジン出力を補正する手段とを備えたエンジンにおいて、前記カム切換信号の出力からカム切換までの応答速度を測定する手段と、この応答速度をあらかじめ定めた最低速度と比較する手段と、この比較結果と前記判定結果より応答速度が最低速度を下回るときは出力カムから燃費カムへの切換を禁止する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの出力制御装置。
IPC (4件):
F02D 43/00 301 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 13/02 ,  F02D 43/00 310

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