特許
J-GLOBAL ID:200903083746570021

自動車のスリップ制御されるブレーキ装置に用いられる液圧ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-511167
公開番号(公開出願番号):特表平9-504247
出願日: 1994年10月12日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】液圧ユニットにおいて、電磁弁を圧力密に収容し、かつ弁行程の手間のかかる調節なしに組み付ける。電磁弁(10)はハイドロリック部分(13)と電気部分(14)とから成っている。ハイドロリック部分(13)は前組付けされたユニットを形成しており、このユニットは、座弁(28)の、金属から成る弁ブロック(11)に設けられた収容孔(15)への嵌入前に調節された行程を有している。ハイドロリック部分(13)は収容孔(15)に設けられた流入通路(29)と流出通路(30)との間に設置された第1の押込み成形結合部(31)によって圧力密に弁ブロック(11)に収容されている。収容孔(15)を閉鎖するシールリング(35)はハイドロリック部分(13)に被せ嵌められたブシュ(37)に設けられた、半径方向に延びるフランジ(39)によって保持されている。このフランジ(39)は第2の押込み成形結合部(41)によって弁ブロック(11)に固定されている。前記液圧ユニット(12)は、自動車のスリップ制御されるブレーキ装置のために使用可能である。
請求項(抜粋):
自動車のスリップ制御されるブレーキ装置に用いられる液圧ユニット(12)であって、-金属から成る弁ブロック(11)に、少なくとも1つの電磁作動式の弁、つまり電磁弁(10)が配置されており、-該電磁弁(10)が、弁ブロック(11)に設けられた、段付けされた収容孔(15)に収容されたハイドロリック部分(13)と、電気部分(14)とを有しており、該電気部分(14)が、前記ハイドロリック部分(13)の、弁ブロック(11)を制限する制限平面(17)に被さった弁ドーム(16)に被せ嵌められており、-前記ハイドロリック部分(13)が、管状のスリーブ(19)を有しており、該スリーブ(19)に、前記収容孔(15)を起点として、弁座(21)を備えた固定された弁ボディ(20)と、弁閉鎖部材(22)を備えた長手方向運動可能な磁気可動子(23)と、同じく固定された磁気コア(24)とが収容されており、-前記ハイドロリック部分(13)が、前組付けされたユニットであり、該ユニットに設けられた、弁座(21)と弁閉鎖部材(22)とによって形成された座弁(28)の行程が、前記収容孔(15)へのユニットの嵌入前に調節されており、-前記座弁(28)が、一方では前記収容孔(15)に設けられた流入通路(29)に接続されていて、他方では前記収容孔(15)に設けられた流出通路(30)に接続されており、-前記収容孔(15)が、前記制限平面(17)に向かって、前記ハイドロリック部分(13)を取り囲むシールリング(35)によってシールされており、-前記ハイドロリック部分(13)が、少なくとも間接的に形状結合、つまり嵌合による結合によって弁ブロック(11)に結合されている形式のものにおいて、-前記ハイドロリック部分(13)が、前記流入通路(29)と前記流出通路(30)との間に設置された、第1の押込み成形結合部(31)によって圧力密に弁ブロック(11)に収容されており、-前記収容孔(15)が、前記シールリング(35)と前記制限平面(17)との間で、前記ハイドロリック部分(13)に被せ嵌められたブシュ(37)に設けられた、半径方向に延びるフランジ(39)によって閉鎖されており、-前記ブシュ(37)のフランジ(39)が、前記収容孔(15)に設けられた孔段部(40)に支持されていて、第2の押込み成形結合部(41)によって弁ブロック(11)に結合されていることを特徴とする、自動車のスリップ制御されるブレーキ装置に用いられる液圧ユニット。
IPC (2件):
B60T 8/36 ,  F16K 31/06 305
FI (2件):
B60T 8/36 ,  F16K 31/06 305 Z

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