特許
J-GLOBAL ID:200903083749983416

ドアクローザの停止角度調整機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 岳雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-124035
公開番号(公開出願番号):特開平11-303501
出願日: 1998年04月18日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 ドアクローザのリンク機構に組込まれた停止装置の停止角度を工具無しで任意に調整できるようにする。【解決手段】 摘み22の操作によって上下動する制御体19により、外周にクリック体と係合する凹部を形成したカム板4とフォークアーム5とを上下動させ、ブラケット軸2に形成された外側セレーション6とカム板4の内側セレーション8とを係脱させて、ブラケット軸2に対するカム板4の相対角度位置を変化させる。
請求項(抜粋):
外周面の一部に外側セレーションを形成したブラケット軸と、基端に、ブラケット軸と嵌合する支承孔を開口させると共に、この支承孔に垂直なスリットを形成したフォークアームと、このフォークアームの基端部に内蔵され、支承孔の中心軸方向に付勢されたクリック体と、外周に上記クリック体と係合する凹部を形成し、ブラケット軸と嵌合する装着孔を開口させると共に、この装着孔の開口端縁に上記外側セレーションと噛み合い係合可能な内側セレーションを形成したカム板とを有するものにおいて、このカム板をフォークアームのスリットに挿入し、支承孔と装着孔とを整合させた状態で、これらをブラケット軸に対し回動可能に、かつ軸線方向に摺動可能に案内し、一方、フォークアームに関してブラケットと反対側におけるブラケット軸にフランジを有するカム板固定カラーを軸線方向に摺動可能に設け、他方、ブラケット軸内にガイドピン及びこれと摺動可能に嵌合する筒状の制御体を同軸に設け、この制御体のブラケット軸外に突出する部分に摘みを形成すると共に、ガイドピンにその半径方向に突出する係合ピンを植設し、また、制御体の筒部にこの係合ピンと摺動可能に係合する母線方向に延在する案内溝、及びこの案内溝の両端に連設された円周方向に延在する係止溝を形成し、この制御体をカム板固定カラーに連係させる一方、手指で摘みを操作し制御体をブラケット方向に押込んで所定の方向に回転させ、係合ピンを案内溝の下端に連設された係止溝に係合させてフォークアームの基端をブラケットとカム板固定カラーとで挟持したとき、カム板の内側セレーションとブラケット軸の外側セレーションとがブラケット軸の軸線方向において整合するようにしたことを特徴とするドアクローザの停止角度調整機構。

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