特許
J-GLOBAL ID:200903083751220624
穿孔機械の掘削ドリル位置決め方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-225172
公開番号(公開出願番号):特開平7-054570
出願日: 1993年08月17日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 掘削断面に対し掘削ドリルの穿孔位置及び角度を設定するときの基準位置を容易に設定でき、現場に即した実用的な穿孔機械の掘削ドリル位置決め方法を提供する。【構成】 切羽に掘削ドリル23により穿孔する穿孔機械10のドリル架台20に第1及び第2の照準用ターゲット26、27を掘削ドリル23の進退方向に所定間隔離して配設し、前記切羽に向けてビーム発振器54から切羽の掘進方向と平行なレーザビーム54aを発生させ、このレーザビーム54aにドリル架台20の第1及び第2照準用ターゲット26、27を合わせることにより、掘削ドリル23を切羽の掘進方向に対してローリングもピッチングもない、掘進方向と平行する基準位置に割り出し位置決めする。
請求項(抜粋):
走行可能な走行体と、前記走行体に水平方向及び鉛直方向に揺動可能に支持されたブームと、前記ブームを水平方向及び鉛直方向に揺動させるブーム駆動手段と、前記ブームの揺動先端部に水平方向及び鉛直方向に揺動可能に支持されたドリル架台と、前記ドリル架台を水平方向及び鉛直方向に揺動させる架台駆動手段と、前記ドリル架台に進退可能に支持されているとともに駆動手段により回転される掘削ドリルと、前記掘削ドリルを進退させる送り手段とを有し、前記ブーム駆動手段及び架台駆動手段により掘削断面に対し掘削ドリルの穿孔位置及び穿孔角度を割り出す穿孔機械の掘削ドリル位置決め方法であって、前記ドリル架台に第1及び第2の照準用ターゲットを前記掘削ドリルの進退方向に所定間隔離して配設し、前記掘削断面に向けてビーム発生手段から前記掘削断面の掘進方向と平行な基準光ビームを発生させ、前記ドリル架台を前記ブーム駆動手段及び架台駆動手段により移動させることにより前記基準光ビームが前記第1の照準用ターゲットの中心を通過して第2の照準用ターゲットを視準する位置に前記ドリル架台を割り出し、前記割り出し位置を前記掘削断面に対する掘削ドリルの基準用穿孔位置及び角度として位置決めする、ことを特徴とする穿孔機械の掘削ドリル位置決め方法。
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