特許
J-GLOBAL ID:200903083751561219

ノイズフィルター用フレームおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 愿
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-195791
公開番号(公開出願番号):特開平5-347226
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 面実装に適する小型軽量化したノイズフィルター用フレームを安価に供することであり、とくに、デジタル回路に接続しても、ノイズフィルターの機能を発揮できるノイズフィルター用フレームを供する目的を有する。【構成】 導電性薄板のプレス加工により、ほぼ中央部に、コンデンサ把持棚を配置し、該コンデンサ把持棚の左右両側方に、インダクタ部とこれに連設したプリント基板の電極部と接続するターミナルスペースとを対設し、上記コンデンサ把持棚は、挟持片を具える水平の受け座を前後に対設すると共に、その基部で下方に弯曲されて形成され、上記インダクタ部は、上記コンデンサ把持棚の前方基部から、左右に連設した薄板の両側縁部から交互に切り込みを切欠し、連鎖状に帯状の導体部を形成し、これを互いに反対方向に弯曲して、該導体部によって概ね正方形の立体的空間部をもち、その端部にターミナルスペース部を連設し、該ターミナルスペースに、プリント基板の電極部を接続した構成を有する。
請求項(抜粋):
導電性薄板のほぼ中央部に、コンデンサ把持棚を配置し、該コンデンサ把持棚の左右両側部に、インダクタ部とこれに連設したプリント基板の電極部と接続するターミナルスペースを対設したノイズフィルター用フレームにおいて、上記コンデンサ把持棚は、導電性薄板のほぼ中央部において前後方部からなり、その端部に挟持片をそれぞれ曲設した二つの受け座をもち、該把持棚の前部及び後部の基部より下方に概ね90 ゚弯曲し、その受け座を水平に互いに所定の間隔で対設してあり、該受け座の挟持片を介してコンデンサを係止可能に形成し、および、上記インダクタ部は上記コンデンサ把持棚の前方側基部に左右に連設する導電性薄板の相対する側縁部から、互いに対向する側縁部に向って、所定の間隔と長さを具える複数個の切り込みを交互に切欠し、該両側縁部に連結片を交互に設け、該一方側の切り込みと他方側の切り込みとで挟まれた中間に複数個の帯状導体部を形成し、上記連結片の内側において、帯状導体部に段差を設け、交互に反対方向に概ね90 ゚に弯曲し、該弯曲した帯状導体部によって、立体的空間部をもつインダクタを対設すると共に、該インダクタの端部に延設した概ね角形としたプリント基板の電極部と接続するターミナルスペースを形成し、上記インダクタの端部との連結部において下方に90 ゚折り曲げさらに、別途モールド加工の外郭部に沿って18 ゚曲設して、端子を形成すると共に、コンデンサ把持棚後方側端部を上記モールド加工の外郭部に沿って90 ゚下方に曲設し、さらに90 ゚曲設し、端子を形成したことを特徴とするノイズフィルター用フレーム。
IPC (2件):
H01G 1/14 ,  H01G 4/40

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