特許
J-GLOBAL ID:200903083752975610

鋼梁の開口部補剛構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-139497
公開番号(公開出願番号):特開平5-331964
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 鋼梁の開口部近傍のウェブ及びフランジの面外方向の変形を拘束することにより、構造部材の持つ塑性変形能力を有効に利用しつつ、開口部の断面欠損分を補い、変形性能、及び耐力的に優れた構造部材を提供する。【構成】 開口部4を有するH形鋼梁1に対し、同形の開口部14を形成した溝形断面の補剛部材11を添接する。補剛部材11は梁1の開口部4を挟む所定区間に設け、梁1のウェブ2及び上下のフランジ3で形成される凹部内に嵌合し、ウェブ12を梁1のウェブ2に当接させるとともに、フランジ13の外面を梁1のフランジ3内面に当接させる。補剛部材11は4隅ルーズホール6にボルト5を通して、梁1のウェブ2に止め付け、梁1のフランジ3に対しては、単に当接させるだけで止め付けない。
請求項(抜粋):
ウェブの上下にフランジを有し、前記ウェブに開口部を設けた鋼梁の開口部補剛構造であって、板要素からなり前記ウェブ及びフランジに面で接する補剛部材を、鋼梁の前記開口部を挟む所定区間に添接し、該補剛部材を前記フランジに実質的に止め付けることなく、前記ウェブに対し止め付けてあることを特徴とする鋼梁の開口部補剛構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-061645

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