特許
J-GLOBAL ID:200903083757361815
デイーゼル船用排ガスエコノマイザ膨出水処理システム付き蒸気プラント
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-025298
公開番号(公開出願番号):特開平5-005502
出願日: 1991年01月25日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】[目的] 本発明は、ディーゼル船において排ガスエコノマイザをそなえるようにした蒸気プラントに関し、特にディーゼルエンジンの起動および負荷上昇に伴い排ガスエコノマイザから蒸気ドラムへ急激に排出される膨出水の処理を、蒸気ドラムの容積増大に依存せずに行なえるようにした、ディーゼル船用排ガスエコノマイザ膨出水処理システム付き蒸気プラントを提供することを目的とする。[構成] 蒸気ドラム1aにおける蒸気取出部にサイクロン型汽水分離器7を装備し、排ガスエコノマイザ3からの膨出水の発生に伴い蒸気ドラム1aから溢れてきたボイラ水と蒸気とを上記汽水分離器7で分離して、蒸気系統へボイラ水が混入するのを防止する。そして分離したボイラ水(膨出水量に相当)は、汽水分離器7から給水タンク5へ導くようにする。
請求項(抜粋):
主機関としてディーゼルエンジンを装備された船舶において、蒸気ドラムを有する補助ボイラと、同補助ボイラへ給水する給水タンクと、上記補助ボイラからボイラ水循環ポンプを介しボイラ水の供給を受けるとともに同ボイラ水を上記ディーゼルエンジンの排ガスで加熱して蒸気を発生し同蒸気を上記補助ボイラの蒸気ドラムへ送る排ガスエコノマイザとからなる蒸気プラントをそなえ、上記排ガスエコノマイザから上記蒸気ドラムへの膨出水送給時に同膨出水を処理すべく、上記蒸気ドラムの蒸気送出部にサイクロン型汽水分離器が接続されて、同分離器で分離された水を上記給水タンクへ戻す水戻し管が配設されたことを特徴とする、ディーゼル船用排ガスエコノマイザ膨出水処理システム付き蒸気プラント。
IPC (4件):
F22B 1/18
, F01K 23/06
, F01N 5/02
, F02G 5/02
引用特許:
前のページに戻る