特許
J-GLOBAL ID:200903083762034636

ポリマー組成物、ポリマー組成物の製造方法、特に吸収材組成物、およびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-523786
公開番号(公開出願番号):特表平8-509511
出願日: 1993年05月03日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】ポリマー組成物、ポリマー組成物の製造方法、特に吸収材について開示する。ポリマー組成物は、実質的には、再生可能な多糖類原料を基にした特別の成分A、水溶性ポリマーからなる特別の成分B、マトリックス材、イオン型および/または共有結合型架橋剤、または、抗ブロッキング剤からなる。その製造方法は、水で膨潤可能なポリマーを多糖類のポリマーと混合して乾燥粉砕し、次にその他の成分を加えて均質になるまで混合した後、熱処理を行い、前記熱処理後、架橋剤を添加している間、最終の熱処理によって架橋剤をマトリックス材に任意に定着させるというものである。さらに、本ポリマー組成物の使用および先に製造したポリマー組成物からなる(動物)衛生用品と工業化学製品について開示する。
請求項(抜粋):
実質的には、 架橋結合によって任意に修飾されていてもよい多糖類とその誘導体を基にした水溶性および/または水で膨潤可能なポリマーを基にした、70-99.99%-wt成分Aと、 (メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、酢酸ビニル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸、フマル酸、ビニルスルホン酸、および/または2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、ならびに上記の重合可能な酸のアミド類、N-アルキル誘導体、N,N’-ジアルキル誘導体、ヒドロキシル基含有エステルおよびアミノ基含有エステルよりなる水で膨潤可能な、合成ポリマーおよび/またはコポリマーを基にした、0.01-30%-wtの成分Bであって、これらの酸の0-98%の酸基は中和されており、また、これらのポリマーおよび/またはコポリマーが少なくとも二官能性化合物で架橋されてポリマー成分として使用されている成分Bと、 分離とゲルブロッキングを防ぐために、180°C未満の融点あるいは軟化点をもち、上記ポリマー成分に対して0.1-30%-wtのマトリックス材と、 これらのポリマー成分に対して0.001-10%-wtのイオン型または共有結合型架橋剤と、 天然および/または合成繊維および/または大表面材料を基にした少なくとも1つの抗ブロッキング剤であって、これらのポリマー成分に対して0-50%-wtの抗ブロッキング剤と、からなり、 成分Bを水性媒体中で成分Aと合わせ、その後乾燥粉砕し、上記他の成分を加えて均質になるまで混合し、熱処理を行い、該熱処理後上記架橋剤を添加している間、任意に最終の熱処理を実施して該架橋剤を上記マトリックス材によって定着させて得られることを特徴とするポリマー組成物、特に吸収材組成物。
IPC (6件):
C08L 1/08 LAL ,  A61F 13/46 ,  A61L 15/60 ,  B01J 20/26 ,  C08L 3/04 LAV ,  C08L 5/00 LAW
FI (7件):
C08L 1/08 LAL ,  B01J 20/26 D ,  C08L 3/04 LAV ,  C08L 5/00 LAW ,  A61F 13/20 322 ,  A61F 13/18 307 A ,  A41B 13/02 D
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る