特許
J-GLOBAL ID:200903083762781881

電流センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村井 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-216628
公開番号(公開出願番号):特開2007-033222
出願日: 2005年07月27日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】 ホール素子を用いず、ギャップの無い閉磁路コアのみで電流を正確に測定できる電流センサを提供する。【解決手段】 閉磁路コア1に電線2を貫通させて配置し、これに流れる被測定電流Idによる発生磁界を、コア1に巻かれた巻線コイルLfにフィードバック電流を流すことによって打ち消し、フィードバック電流自体が被測定電流Idに正比例することを利用して、被測定電流Idを計測する場合に、コイルLfと直列に検知抵抗Rdを接続し、それらの直列接続に対して交流励磁電圧を印加し、これによって発生した交流励磁電流を検知抵抗Rdによって電圧信号に変換し、該電圧信号が印加される正ピークホールド回路4及び負ピークホールド回路5によって正及び負信号のピークホールドを行う。各ピークホールド回路の出力信号を合成和の電圧として処理、増幅してコイルLf及び検知抵抗Rdの直列接続に直流励磁電圧としてフィードバックする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
閉磁路コアに、電流の被測定対象物となる電線を貫通させて配置し、前記電線に流れる被測定電流による前記閉磁路コアに生じる発生磁界を、前記閉磁路コアに所定巻数が巻かれた巻線コイルにフィードバック電流を流すことによって打ち消すように作用させ、前記巻線コイルのフィードバック電流自体が前記被測定電流に正比例することを利用して、前記被測定電流を計測する磁気平衡式の電流センサにおいて、 前記巻線コイルと直列に検知抵抗を接続し、前記巻線コイル及び前記検知抵抗の直列接続に対して交流励磁電圧を印加し、これによって発生した交流励磁電流を前記検知抵抗によって電圧信号に変換し、該電圧信号が印加される正ピークホールド回路及び負ピークホールド回路によってそれぞれ正及び負信号のピークホールドを行い、前記正ピークホールド回路及び負ピークホールド回路のそれぞれの出力信号を合成和の電圧として処理し、増幅回路で増幅して前記巻線コイル及び前記検知抵抗の直列接続に直流励磁電圧としてフィードバックすることを特徴とする電流センサ。
IPC (1件):
G01R 15/18
FI (1件):
G01R15/02 H
Fターム (2件):
2G025AB15 ,  2G025AC04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電流検出器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-156598   出願人:甲神電機株式会社

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