特許
J-GLOBAL ID:200903083763439346

溶接トーチおよび溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252969
公開番号(公開出願番号):特開平10-180479
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 レーザ溶接トーチとプラズマ・アーク溶接トーチの両特徴を結合する高効率の溶接トーチを得る。【解決手段】 レーザ光線が、プラズマ・アーク・トーチの中心軸に共直線的に、トーチの底面オリフィスに配置された平面の負電極を通過する。レーザ光線の直径よりも小さな径の同軸アパーチャが、レーザ光線が負電極を通過可能にするために負電極に開けられ、負電極の下に圧縮ノズルが配置され、このノズルの軸をレーザ光線が通過する。底面端部に負電極及びノズルをを持つチャンバを介してガスが強制的に供給される。負電極がレーザ光によって加熱されるので、ガスがイオン化され、プラズマ・アークが形成される。レーザ光線は、ノズルを通過し集束し、プラズマ・アークと相互に作用する。この結果、レーザ光線及びプラズマ・アークをさらに絞るように作用するプラズマ - レーザ放電が形成され、工作物上に形成される溶接スポットのエネルギー密度が増加する。
請求項(抜粋):
レーザ技術とプラズマ・アーク技術とを結合し、工作物の表面において効率的に高エネルギー密度を生じさせることが可能な、溶接等の用途のためのプラズモトロン溶接トーチであって、(a)入力レーザ光線源と、(b)入力端部、出力端部及び回転中心軸を持つ本体と、(c)前記入力レーザ光線を前記中心軸に共直線的に導き、前記レーザ光線を工作物の手前における前記本体の外側の一点に集束させる、前記本体の前記入力端部に配置された光学系と、(d)前記レーザ光線が前記光学系によって向けられた後に通過するアパーチャが中心にある、前記本体の前記出力端部に配置された負電極と、(e)前記負電極を覆って配置された圧縮ノズルと、(f)前記負電極と前記圧縮ノズルとの間の領域内へプラズマガスを供給するための手段と、(g)前記プラズマ・ガスからプラズマを形成するために、前記負電極と前記工作物との間にアークを生じるための手段とからなり、このアークによって形成されたプラズマは、プラズマ・ジェットとして前記圧縮ノズルから流出するときに前記集束レーザ光線に相互作用し結合プラズマ・レーザ放電を形成することを特徴とし、前記負電極の前記アパーチャの直径が、前記負電極の位置における前記レーザ光線の直径よりも小さいため、前記レーザ光線は、前記負電極と相互に作用し前記負電極を加熱するので前記負電極からの電子放出が増加されて前記結合プラズマ・レーザ放電の形成が増補される溶接トーチ。
IPC (5件):
B23K 28/02 ,  B23K 10/00 504 ,  B23K 26/00 ,  B23K 26/06 ,  B23K 26/14
FI (5件):
B23K 28/02 ,  B23K 10/00 504 ,  B23K 26/00 P ,  B23K 26/06 A ,  B23K 26/14 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭59-133983
  • 特開昭60-154894
  • 特開昭61-279390
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