特許
J-GLOBAL ID:200903083766648590

エンジン性能の予測解析方法、予測解析システム及びその制御プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 前田 弘 ,  小山 廣毅 ,  竹内 宏 ,  竹内 祐二 ,  今江 克実 ,  原田 智雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-056484
公開番号(公開出願番号):特開2005-249420
出願日: 2004年03月01日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
【課題】 エンジンの吸排気等の流れをCFDの適用により解析する予測解析システムAにおいて解析精度を十分に高め、計算時間短縮を図りつつ、システムダウンを防止する。【解決手段】 吸排気の全体的な流れを1次元CFD演算によって模擬するとともに、この演算結果から境界条件を与えて、流れの一部については3次元CFD演算を行うようにしたエンジンシミュレーションにおいて、その3次元CFDのための物理モデルM3,s1〜s5の入口側及び出口側境界面における流れの偏り分布を予めデータベースDB12に設定しておき、1次元CFD演算の結果から流れの状態(層流・乱流)を判定して(ステップS331)、これに応じてDB12から読み込んだ流れの偏り分布に従って、3次元境界面上の流れ変数の値、即ち境界条件を求める(ステップS332,S333)。流れの偏り分布は、各境界面の形状に応じて、且つ吸排気通路の湾曲形状の影響を織り込んで、層流状態と乱流状態とで別々に設定するのが好ましい。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
エンジンの少なくとも吸気系の一部から排気系の一部に亘る吸排気の流れを、1次元のCFD解析モデルを用いて模擬演算する1次元のCFDプログラムと、 前記吸気系又は排気系の所定部位における吸排気の流れを、3次元のCFD解析モデルを用いて模擬演算する3次元のCFDプログラムと、 少なくとも前記1次元のCFDプログラムにより演算された流れ場のデータに基づいて前記3次元のCFDプログラムによる演算の境界条件を与えるデータ授受プログラムと、を準備し、 コンピュータ装置により前記各プログラムを並行して実行させて吸排気の流れを解析し、これによりエンジンの性能を予測する予測解析方法であって、 前記3次元CFD解析モデルの入口側及び出口側境界面における吸排気流の偏り分布を、少なくとも該各境界面の形状に対応付けて予めデータベースとして設定しておき、 前記1次元CFD演算による流れ場のデータに基づき、前記データベースに設定されている各境界面の流れの偏り分布に従って該各境界面全体の流れ変数の値を求めて、これを3次元CFD演算の境界条件とする ことを特徴とするエンジン性能の予測解析方法。
IPC (2件):
G01M15/00 ,  F02D45/00
FI (2件):
G01M15/00 Z ,  F02D45/00 372Z
Fターム (10件):
2G087AA15 ,  2G087BB01 ,  2G087EE22 ,  3G384BA27 ,  3G384DA07 ,  3G384DA62 ,  3G384EA26 ,  3G384EE02 ,  3G384FA29 ,  3G384FA30
引用特許:
出願人引用 (2件)

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