特許
J-GLOBAL ID:200903083769661938

田植機の横送り変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-318301
公開番号(公開出願番号):特開平5-153825
出願日: 1991年12月03日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【構成】 常時噛合式のギヤ変速機構18を植付伝動ケース5に内装して成る田植機の横送り変速装置において、ギヤ変速機構18の駆動側の伝動軸10の筒軸部17の内部空間にスライド自在に内嵌される操作軸19、筒軸部17の長孔20、この長孔20を貫通突出する状態で操作軸19に植立される係合キー21、複数の変速ギヤG1,G2に刻設された係合キー挿入用のキー溝22を夫々設け、操作軸19を、ケース外部分のノブ23の手動操作でのスライドにより、係合キー21と係合する変速ギヤの選択による横送り変速が可能に構成する。【効果】 係合キーによるギヤ選択手段をシンプルにまとめての変速操作構造を採用することで植付伝動ケースコンパクト化ができ、植付部のコンパクト化や後方バランス改善に寄与可能となる。
請求項(抜粋):
一対の伝動軸(10),(17)に跨がって構成される複数段の常時噛合式のギヤ変速機構(18)を植付伝動ケース(5)に内装し、苗載せ台(7)を往復横送り駆動するための横送り軸(14)の回転速度を、前記ギヤ変速機構(18)の変速操作によって変速可能に構成してある田植機の横送り変速装置であって、前記一対の伝動軸(10),(17)のうちの一方の伝動軸(10)の一端部分に中空の筒軸部(17)を形成し、この筒軸部(17)の内部空間に軸方向にスライド自在な状態で操作軸(19)を内嵌装着するとともに、前記筒軸部(17)に形成された軸方向に長い長孔(20)を貫通して外径方向に突出する係合キー(21)を前記操作軸(19)に植立固定し、かつ、前記筒軸部(17)に遊外嵌される複数の変速ギヤ(G1),(G2)に、前記係合キー(21)における前記筒軸部(17)からの突出部分に咬合して該筒軸部(17)と一体回転するためのキー溝(22)を、前記操作軸(19)のスライド移動によって前記係合キー(21)と嵌合する変速ギヤ(G1又はG2)の選択が可能となるように、前記複数の変速ギヤ(G1),(G2)夫々に刻設し、さらに、前記操作軸(19)の一端部を前記植付伝動ケース(5)外に延出し、その延出部分に該操作軸(19)をスライド移動するための被操作部(23)を設けてある田植機の横送り変速装置。

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