特許
J-GLOBAL ID:200903083776697468

船体壁部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-243217
公開番号(公開出願番号):特開平6-191465
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】安全な区画室形成を成す船体壁部の提供を目的としている。【構成】二層式船体の船の壁部20,22,24,28において、前記壁部20,22,24,28は、横方向に互いに離間されて縦方向に延びる2つの壁層32,34と、複数の壁層連結板38とを有している。各壁層連結板38は、壁層32,34のうちの一方に設けられた板の縁から板の縁へと延びる接合部36に接合される第1の縦方向縁部と、この第1の縦方向縁部と向き合うように位置し、壁層32,34のうちの他方に設けられた板の縁から板の縁へと延びる接合部36に接合される第2の縦方向縁部とを有しており、壁部によって取り囲まれる空間を複数の区画室52に分割する。区画室52は横方向隔壁44によって両側が閉塞される。また、区画室52と区画室52とを連絡する通路用開口部30が縦方向に互い違いに配置されている。この通路用開口部30は区画室52の端部付近に設けられている。
請求項(抜粋):
隣接する板部材の縦方向の縁部同志を互いに連続的に接合することにより構成され、これによって、複数の第1の接合部36を有する第1の壁層32と、縦方向に離れて向き合う2つの端部とを形成する縦方向に延在する第1の板部材群と、隣接する板部材の縦方向の縁部同志を互いに連続的に接合することにより構成され、これによって、複数の第2の接合部36を有する第2の壁層34と、縦方向に離れて向き合う2つの端部とを形成する縦方向に延在する第2の板部材群と、 第1の接合部36のうちの1つに接合される第1の縦方向縁部と、この第1の縦方向縁部の反対側に位置し、第1の縦方向縁部が接合される第1の接合部36と対応する第2の接合部36のうちの1つに接合される第2の縦方向縁部とを有し、第1および第2の板部材群を構成する各板部材の一端から他端にかけて延在するとともに、第1の壁層32と第2の壁層34との間の空間を複数の区画室52に分割する縦方向に延在する一連の壁層連結板38と、前記壁層連結板38を通じて一連の通路用開口部30を形成する手段と、を備えた船体壁部20,22,24,28であって、隣接する区画室52間には1つの通路用開口部30が設けられ、一連の壁層連結板38間で隣り合う通路用開口部同志は、船体壁部の縦方向の両端部同志を連絡するように縦方向に互い違いに設けられていることを特徴とする船体壁部。
IPC (2件):
B63B 1/00 ,  B63B 3/58

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