特許
J-GLOBAL ID:200903083784737533

酸性ガス分離膜の分離活性層のためのポリマーの選択方法及びそのようなポリマーからなる分離活性層を備えた酸性ガス分離膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127995
公開番号(公開出願番号):特開平8-318140
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】炭酸ガスのような酸性ガスに対して、高い分離能と高い透過性を有する分離活性層のためのポリマーを選択する方法と、更に、そのような方法によって選択されたポリマーからなる分離活性層を備えた酸性ガス分離膜を提供することにある。【構成】本発明による酸性ガス分離膜の分離活性層のためのポリマーの選択方法は、上記分離活性層が、分子力学法を用いて、ポリマーと酸性ガスとが共存する分子モデル系の安定状態及びポリマーと非酸性ガスとが共存する分子モデル系の安定状態をそれぞれ求めたときに、ポリマーの慣性半径が10〜200Åの範囲にあり、且つ、ポリマーと酸性ガスとの相互作用により安定するエネルギーの絶対値が、ポリマーと非酸性ガスとの相互作用により安定するエネルギーの絶対値の4〜80倍となるような分子構造からなるポリマーを選択することを特徴とする。本発明による酸性ガス分離膜は、そのようにして選択された分子構造を有するポリマーからなる分離活性層を備えていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
酸性ガス分離膜の分離活性層のためのポリマーの選択方法において、上記分離活性層が、分子力学法を用いて、ポリマーと酸性ガスとが共存する分子モデル系の安定状態及びポリマーと非酸性ガスとが共存する分子モデル系の安定状態をそれぞれ求めたときに、ポリマーの慣性半径が10〜200オングストロームの範囲にあり、且つ、ポリマーと酸性ガスとの相互作用により安定するエネルギーの絶対値が、ポリマーと非酸性ガスとの相互作用により安定するエネルギーの絶対値の4〜80倍となるような分子構造からなるポリマーを選択することを特徴とする酸性ガス分離膜の分離活性層のためのポリマーの選択方法。
IPC (2件):
B01D 69/02 ,  B01D 71/64
FI (2件):
B01D 69/02 ,  B01D 71/64

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