特許
J-GLOBAL ID:200903083796347811

ガスタービンの燃焼監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-123235
公開番号(公開出願番号):特開平10-299511
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 タービンの昇速過程における2段燃焼の異常燃焼を速やかに検出し、安全な運転を維持すると共に、異常燃焼発生時にタービンを停止させることなく、2段燃焼を再開し、安定した運転を可能とすることにある。【解決手段】 1段燃焼部と2段燃焼部を有するガスタービンの昇速過程において、全燃料指令信号115、2段燃料指令信号118およびタービン速度121または経過時間を関数として2段燃焼部の正常燃焼判定しきい値(x2)302を求め、1段燃料指令信号(x1)117が前記しきい値を超えた場合(x1>x2)に、2段燃焼部の燃焼を異常として検出し、そして、この2段燃焼の異常検出時に、2段燃焼部の燃料を遮断して、1段燃焼部の燃焼単独状態に移行し、運転を継続すると共に、その後予め設定されたタービンが許容する速度になった時、2段燃焼を再開する。
請求項(抜粋):
拡散燃焼方式の1段燃焼部と予混合方式の2段燃焼部を有し、速度設定に基づいて全燃料指令信号を出力し、前記全燃料指令信号を前記1段燃焼部に出力する1段燃料指令信号と前記2段燃焼部に出力する2段燃料指令信号に配分して前記1段燃焼部と前記2段燃焼部に燃料を投入するガスタービンにおいて、該ガスタービンの昇速過程であって、前記全燃料指令信号、前記2段燃料指令信号およびタービン速度または経過時間を関数として前記2段燃焼部の正常燃焼判定しきい値を求め、前記1段燃料指令信号が前記しきい値を超えた場合に、前記2段燃焼部の燃焼を異常として検出することを特徴とするガスタービンの燃焼監視装置。
IPC (2件):
F02C 9/00 ,  F23R 3/34
FI (2件):
F02C 9/00 B ,  F23R 3/34

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