特許
J-GLOBAL ID:200903083805478789

ファイルキャッシュ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-270553
公開番号(公開出願番号):特開平6-119218
出願日: 1992年10月08日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 キャッシュとして用いるメモリを効率的に利用し、しかもファイルアクセス時の応答時間を短縮化することができるファイルキャッシュ制御方法を提供する。【構成】 ファイルF1のファイル断片F1-2をキャッシュCS上にステージングし、LRUテーブルにおいてファイル断片F1-2をファイル断片F1-1の下位に登録する(状態103)。そして、ディスク装置DSからファイルF2のファイル断片F2-2をキャッシュCS上にステージングし、LRUテーブルにおいてファイル断片F2-2をファイル断片F2-1の下位に登録する(状態104)。こうして、各ファイル内ではファイルの先頭に近いファイル断片ほど、上位に登録される(状態105)。これにより、ファイルの先頭に近いファイル断片ほど、キャッシュCS上に存在する確率が高くなる。
請求項(抜粋):
データの論理的な管理単位であるファイルの全データが格納される記憶部と、該ファイルの一部のデータを保持し、該記憶部に対するアクセス速度より高速にアクセス可能なメモリ部とを具備して成るファイル装置において、前記メモリ部に対してデータを読み書きする際のキャッシュ管理単位が、前記ファイルを所定の単位で分割したファイル断片であるとき、前記メモリ部において管理されるファイル断片のうち、前記ファイルの先頭部分に近いファイル断片ほど、該メモリ部において他のデータと置き換えられる確率を小さくすることを特徴とするファイルキャッシュ制御方法。

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