特許
J-GLOBAL ID:200903083808668740

液面レベル計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130125
公開番号(公開出願番号):特開平6-317449
出願日: 1993年05月07日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 液体の電気伝導率や設置環境等に影響されること無く正確な液面レベルの計測を行うことができる液面レベル計測装置を提供すること【構成】 液体13内に第1,第2の電極棒10,11浸水させ、電源15により電圧を印加した時の電極棒間の電位差を計測部16を介して液位算出部17に送り、液位を求める。また、下端位置がL1となる第3の電極棒21を設け、液面のレベルがL1になった時に導通して比較器25の出力が反転し、その出力が電気伝導係数算出部20に送られる。算出部では、その時の電極棒10,11間の電位差を受け、液体の電気伝導率σに更に周囲環境の状態等にともない生じる誤差分(実測値とのずれ)を含めた電気伝導係数σ′を求め、液位算出部に送る。係数σ′は、既知のレベルL1と、対象の液体を実測した電位差から求められたため、その後の計算により求められる液面レベルは、実測値との差がない。
請求項(抜粋):
液体に挿入可能な複数本の電極と、前記電極間に所定の電圧を印加する電圧印加手段と、前記電極間の電位差に基づいて前記液体の液面レベルを算出する液面レベル算出手段とを備えた液面レベル計測装置において、前記液体の液面が予め設定された基準レベルになったことを検知する基準レベル検知手段と、現在の液面レベルが前記基準レベルの時の前記電極間の電位差を受け、その電位差と前記基準レベルから液面レベルの実測値と前記液面レベル算出手段により算出される理論値との誤差をなくすための電気伝導係数を算出する手段とを備え、前記液面レベル算出手段は、前記求められた電気伝導係数に基づいて液面レベルの算出を行うようにした液面レベル計測装置。

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