特許
J-GLOBAL ID:200903083811669790

衝撃吸収材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細井 勇
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1997002792
公開番号(公開出願番号):WO1998-006777
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1998年02月19日
要約:
【要約】ポリプロピレン系樹脂粒子発泡成型体からなる衝撃吸収材は、他の材料樹脂にて構成した衝撃吸収材に比べて緩衝性、反発弾性に優れているが、剛性やエネルギー吸収効率の点については十分なものとはいえなかった。本発明は、メタロセン系重合触媒を用いて重合したポリプロピレン単独重合体を基材樹脂とする発泡粒子を用いて製造した型内成型体からなる衝撃吸収材である。前記基材樹脂は15000kgf/cm2以上の引張弾性率を有し、且つ型内成型体は該成型体の示差走査熱量測定によって得られるDSC曲線に吸熱ピークとして、固有ピークaと高温ピークbとが現れる結晶構造を備えている。高温ピークbは固有ピークaよりも高温側に現れるもので、25J/g以上の熱量を有している。
請求項(抜粋):
メタロセン系重合触媒を用いて重合したポリプロピレン単独重合体を基材樹脂とする発泡粒子を用いて製造した型内成型体からなる衝撃吸収材であって、前記基材樹脂が15000kgf/cm2以上の引張弾性率を有し、且つ型内成型体は、該成型体の示差走査熱量測定によって得られるDSC曲線に吸熱ピークとして、固有ピークと高温ピークとが現れる結晶構造を備え(型内成型体から切り出した試料片2〜4mgを示差走査熱量計によって10°C/minの昇温速度で220°Cまで昇温したときに得られるDSC曲線の吸熱ピークのうち、固有ピークよりも高温側に現れるピークを高温ピークと称する)、上記高温ピークが25J/g以上の熱量を有していることを特徴とする衝撃吸収材。
IPC (2件):
C08J 9/04 ,  B29C 44/00

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