特許

J-GLOBAL ID：200903083814137420

データ受信装置

発明者： 平松 勝彦 ,  猪飼 和則
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 小鍜治 明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-191095
公開番号（公開出願番号）：特開平7-046285
出願日： 1993年08月02日
公開日（公表日）： 1995年02月14日
要約：

【要約】【目的】 ノイズ、周波数オフセット、フェージングを有する場合、受信信号の識別点を精度良く決定し、さらに、識別点を粗推定したサンプルのみパワーの同期加算して処理量の増加を抑える。【構成】 シンボルクロックの整数倍でA/D変換器17,18でA/D変換してデータをメモリ21で取り込む。UW検出回路32で受信データの位相情報からシンボル列を検出し、フレーム位置を推定して識別点位置を粗推定してメモリ21に格納されている受信データ中の粗推定した識別点位置のパワーを求める。A/D変換器17,18と同数のサンプル数(Nサンプル)ごとに受信信号のパワーを同期加算したパワーの最大値から、識別点の位置を検出して、識別点検出の処理量を低減させる。

請求項（抜粋）：

フレームを識別する既知のシンボル列とデータで構成されるフレーム構造の送信信号をシンボルクロックの整数倍でサンプルしたディジタル化受信データを得るA/D変換手段と、得られた受信データの位相情報からシンボル列を検出してフレーム位置を推定し、識別点位置を粗推定するシンボル列検出手段と、粗推定された範囲で受信データのパワー同期加算を行い、この加算した最大値から識別点の位置を検出する識別点検出手段とを備えるデータ受信装置。