特許
J-GLOBAL ID:200903083817222577

毛髪および頭皮処置のための化粧用または製薬用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 雄造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-235329
公開番号(公開出願番号):特開平6-172136
出願日: 1991年05月31日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】少くとも1つのカチオン界面活性剤および/または四級化された蛋白質を含有する水性溶液を、脂質薄膜相を形成し得るイオン性脂質と組合せて使用することにより得られる組成物。カチオン界面活性剤としてはハロゲン化テトラアルキルアンモニウムなど、四級化蛋白質としてはトリメチルベンジルアンモニウム基をもつ動物蛋白質水解物などを使用する。【効果】上記組成物は、毛髪を軟らかくしたり、重ったるくあるいは脂っぽくしたりすることなく、毛髪を梳き易くし、容易に髪型をつけ得る組成物であり、且つ頭皮に水和作用を持ち、涼味と気持よさを与えることができる。
請求項(抜粋):
場合に依っては安定剤と組合せて使用される、水に不溶性で水和されている脂質薄膜相を形成できるイオン性両親媒性脂質を含有し、その脂質が、若し組成物が、カチオン界面活性剤として塩化ジステアリルジメチルアンモニウムを含有しているならば、その組成物は必ず少くとも1つの四級化されている蛋白質例えば下記2)の下に定義されているものを含有すると言う条件の下で、1)構造式【化1】[この式で、Xは塩素イオンまたはCH3SO4-であり、R1はC1-C4アルキル基であり、a)Xが塩素イオンである場合にはR2とR3とは何れもR1と、および互いに他と同一または異なっているC1-C4アルキル基であり、R4はC16-C22アルキル基であり、あるいは、R2=R1であり、この場合には、R3=R4=C18アルキル基であるか、あるいはR3=(C17アルキル)アミドプロピル基であつて、R4=(C14アルキル)アセタート残基であり、そして、b)XがCH3SO4-である場合にはR2は、アルキル基および/またはアルケニル基とがC13-C21基であり、獣脂脂肪酸から誘導される(アルキルおよび/またはアルケニル)アミドエチル基であり、R3とR4とは窒素原子と一緒になつて2位で置換されている4,5-ジヒドロイミダゾール環を形成する]で表わされる、少くとも1つのカチオン界面活性剤、および/または2)少くとも1つのC1-C18アルキル鎖を含有する少くとも1つの第四級化アンモニウム基を結合鎖の末端にもつかあるいはそれにグラフトされていて化学的に改質されている、動物蛋白質水解物から選択されるポリペプチドからなる少くとも1つの四級化蛋白質を含有する連続した水性相中に分散された形である、毛髪と頭皮との処置のための化粧用または製薬用組成物。
IPC (5件):
A61K 7/06 ,  A61K 7/00 ,  A61K 7/08 ,  A61K 7/48 ,  A61K 9/107
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特表昭63-501278
  • 特開昭57-130910
  • 特開昭57-056414
全件表示

前のページに戻る