特許
J-GLOBAL ID:200903083818492209

弦楽器の弦張設機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-386028
公開番号(公開出願番号):特開2003-186465
出願日: 2001年12月19日
公開日(公表日): 2003年07月04日
要約:
【要約】【課題】 部品点数の削減と簡素化を図り高さ調整作業を不要にするとともに、演奏性および外観デザインを向上させる。【解決手段】 ギター本体2の表面にトレモロ機構25を配設する。トレモロ機構25は、ブリッジベース33と、ブリッジサドル36とで構成され、弦5の張力T1 によるモーメントM1 と、バランスばね4のばね力T2 による回転モーメントモーメントM2 がバランスするように保持されており、トレモロアーム7によってブリッジベース33を揺動されることにより、弦5の張力を速い周期で繰り返し変化させる。ブリッジベース33の上面33aは、張弦方向と直交する方向において所定の曲率半径Rで凸状に湾曲した曲面に形成されることにより、指板の表面と略同一の凸曲面に形成されている。ブリッジサドル36は、ブリッジベース33の上面33aに載置され、プレート33Aの下面側に設けた取付部43にオクターブ調整用ねじ11によって連結されている。
請求項(抜粋):
ギター本体の上面に張弦方向に揺動自在に配設され各弦の一端側を係止するブリッジベースと、このブリッジベースの上に配設され前記各弦の前記一端付近を支持する複数個のブリッジサドルを備えた弦楽器の弦張設機構において、前記ブリッジベースの上面を指板の表面と略同一の曲率半径で湾曲した凸状の曲面に形成し、この上面に前記ブリッジサドルを載置し、かつオクターブ調整用ねじによって前記ブリッジベースに張弦方向に移動調整可能に連結した弦楽器の弦張設機構。
IPC (3件):
G10D 3/12 ,  G10D 1/08 ,  G10H 1/32
FI (3件):
G10D 3/12 ,  G10D 1/08 ,  G10H 1/32 Z
Fターム (7件):
5D002AA04 ,  5D002CC42 ,  5D378FF05 ,  5D378FF19 ,  5D378HA09 ,  5D378SD03 ,  5D378UU10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-014297
  • 特開昭60-014297

前のページに戻る