特許
J-GLOBAL ID:200903083819432927

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146635
公開番号(公開出願番号):特開平10-339284
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 インジェクションサイクル用のスクロール型圧縮機において、中間圧冷媒が低圧側に洩れることを防止する。【解決手段】 スラスト荷重を受けるフロントハウジング2の受圧面2aに、中間圧冷媒を導く導入ポート2bを形成し、一方、導入ポート2bに面する旋回スクロール6の圧力面6dに噴射穴6gに連通する連通ポート6eを形成するとともに両面2a、6dの間に貫通穴が開いたスペーサ21を介在させる。これにより、両面2a、6dおよびスペーサ21には、常にスラスト荷重が作用しているので、両面2a、6dおよびスペーサ21を密着させることができ、中間圧冷媒が低圧側に洩れることを防止することできる。
請求項(抜粋):
ガスインジェクション冷凍サイクルに適用されるスクロール型圧縮機であって、ハウジング(2)と、前記ハウジング(2)に対して固定された固定スクロール(9)と、前記固定スクロール(9)と共に冷媒を吸入圧縮する作動室(10)を形成し、前記ハウジング(2)および前記固定スクロール(9)に対して旋回運動する旋回スクロール(6)と、前記ハウジング(2)に形成され、前記旋回スクロール(6)に作用する圧縮反力を受ける受圧面(2a)と、前記受圧面(2a)にて開口し、吸入圧力と吐出圧力との間の圧力を有する中間圧冷媒が導かれる導入ポート(2b)と、前記旋回スクロール(6)のうち前記受圧面(2a)に対向する部位に形成され、前記受圧面(2a)に前記圧縮反力を及ぼす圧力面(6d)と、前記圧力面(6d)にて開口し、前記作動室(10)に連通した連通ポート(6e)とを備え、前記旋回スクロール(6)の旋回により、前記両ポート(2b、6e)間の連通状態の断続を行うことを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/04
FI (3件):
F04C 18/02 311 P ,  F04C 18/02 311 X ,  F04C 29/04 M

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