特許
J-GLOBAL ID:200903083824985942

CDMA受信装置の受信タイミング検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-185103
公開番号(公開出願番号):特開平10-032523
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 低い1パス当たりのEb/Noのもとで、マルチパスフェージング、シャドウイングのある伝搬路の正しいパスの受信タイミングを正確に検出する。【解決手段】 CDMA受信装置の受信タイミング検出回路は、デジタル受信信号Sを得るA/D変換器101と、一定周期毎にデジタル受信信号Sと既知の信号系列との相互相関をあらかじめ定められた遅延範囲内で求める系列相関器102と、その出力信号RをA/D変換器101のサンプリング周波数より速い周波数でサンプリングし直すインタポレーションフィルタ103と、サンプリングし直された相互相関信号の電力Pを求める電力計算部104と、相互相関信号電力Pを複数の周期にわたって平均化する平均化部105と、平均化された相互相関信号電力PのピークPopt を求め、最適な受信タイミングτopt を決定するピーク検出部106とを備える。
請求項(抜粋):
直接拡散符号分割多元接続(DS-CDMA)方式を用いた移動通信システムに用いられるCDMA受信装置の受信タイミング検出回路において、一定周期毎に受信信号と既知の信号系列との相互相関をあらかじめ定められた期間内で求め、求められた相互相関を表す相互相関信号を出力する系列相関器と、前記相互相関信号をそのサンプリング周波数より速い周波数でサンプリングし直し、サンプリングし直された相互相関信号を出力するインタポレーションフィルタと、前記サンプリングし直された相互相関信号の電力を計算し、計算された相互相関信号電力を出力する電力計算手段と、前記計算された相互相関信号電力を複数の周期にわたって平均化し、平均化された相互相関信号電力を出力する平均化手段と、前記平均化された相互相関信号電力のピークを検出し、ピークを検出した時のタイミングを前記CDMA受信装置の受信タイミングとして決定するピーク検出手段とを持つことを特徴とするCDMA受信装置の受信タイミング検出回路。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04B 7/26 M

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