特許
J-GLOBAL ID:200903083826682114
マトリクスタンパク質の産生を促進する組織工学足場
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塩 竹志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-522231
公開番号(公開出願番号):特表2004-507237
出願日: 2001年08月21日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
マトリクス増強分子(例えば、TGF-β)は、組織工学、組織再生および創傷治癒適用のために細胞によってECM産生を増大するために、足場に結合体化されるかまたは足場に固定される。マトリクス増強分子は、組織工学または細胞増殖足場に対する結合のために、テザー(例えば、ポリエチレングリコール(PEG)モノアクリレートに結合体化される。マトリクス増強分子は、足場への結合後に活性を保持し、そして細胞の増殖を実質的に増大することなく(足場がさらに細胞接着リガンドを含んである場合であっても)細胞外マトリクス(ECM)産生を増大するために足場中または足場上での細胞の増殖を引き起こす。細胞によって産生されたECMの増大は、加水分解または酵素学的分解のいずれかによって細胞の完全性を維持することを助ける(特に、足場が分解性である場合)。
請求項(抜粋):
足場に結合した細胞による細胞外マトリクスの形成を誘導するための組織工学足場を作製するための方法であって、該方法は、
細胞増殖を増大させることなく細胞外マトリクスの形成を誘発するのに有効な密度で、精製したマトリクス増強分子を該足場に結合させる工程を包含し、
ここで、該マトリクス増強分子がTGF-βである場合、該TGF-βは、ゲル浸透クロマトグラフィーによって測定された場合に2000と6000との間の分子量を有するポリマーテザーによって該マトリクスに結合され、そして1mlのポリマーマトリクスもしくはポリマーマトリクス-細胞混合物当たり5ngと100ngとの間のTGF-β密度であるか、または1mlのポリマーマトリクスもしくはポリマーマトリクス-細胞混合物当たり約4×10-6nmolと4×10-3nmolとの間の濃度である、
方法。
IPC (2件):
FI (4件):
C12N11/02
, A61L27/00 V
, A61L27/00 Y
, A61L27/00 Z
Fターム (22件):
4B033NA15
, 4B033NB12
, 4B033NB15
, 4B033NB34
, 4B033NB44
, 4B033NB48
, 4B033NB58
, 4B033NB63
, 4B033NC02
, 4B033ND02
, 4B033ND12
, 4C081AB00
, 4C081BA12
, 4C081BA16
, 4C081CA18
, 4C081CD04
, 4C081CD08
, 4C081CD12
, 4C081CD34
, 4C081CE11
, 4C081DA12
, 4C081EA01
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