特許
J-GLOBAL ID:200903083828295304

サイレントクラッチ付締付工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-075735
公開番号(公開出願番号):特開平6-285769
出願日: 1993年04月01日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 締め残したねじの締め直しが簡単にできるばかりでなく、クラッチ接続時の衝撃を和らげることで耐久性を高めることができ、しかもこの締め直しあるいは衝撃低下のために設けた機構の耐久性をも向上させる。【構成】 モータ2によって回転する駆動ギヤ11と噛み合いクラッチ14,15との間に中間クラッチ部材13を軸方向に移動可能に配置し、この中間クラッチ部材13と駆動ギヤ11との間には軸方向変位手段と動力伝達部Pを設け、軸方向変位手段によって中間クラッチ部材13を軸方向に移動させる一方、動力伝達部Pによって駆動ギヤ11の回転力を中間クラッチ部材13に伝達する構成とすることにより、軸方向変位手段には回転力に相当するような大きな力が負荷されない構成とする。
請求項(抜粋):
駆動モータにより回転する駆動ギヤと、軸回りに回転可能かつ軸方向に移動可能に支持されたスピンドルと、このスピンドルの軸方向への移動によって前記駆動ギヤの回転力をこのスピンドルに対して伝達または遮断する噛合いクラッチ機構とを備えた締付工具であって、前記駆動ギアと前記噛合いクラッチ機構との間には、軸方向に移動可能かつ前記駆動ギヤ側にばね付勢された中間クラッチ部材が介装され、この中間クラッチ部材と前記駆動ギヤとの間には、両者を回転方向について一定の範囲で変位可能とし、かつ同範囲の全範囲にわたって変位した後は一体回転させるための動力伝達部と、前記中間クラッチ部材が前記駆動ギヤに対して回転方向について変位した時にこの中間クラッチ部材を前記駆動ギヤから離間する方向に移動させるための軸方向変位手段とを設け、前記駆動ギヤを経て前記中間クラッチ部材に伝達される回転力は、少なくともねじ締め時においては前記動力伝達部を経て伝達され、前記軸方向変位手段を経ては伝達されない構成としたことを特徴とするサイレントクラッチ付締付工具。
IPC (3件):
B25B 21/00 ,  B25B 23/157 ,  F16D 11/10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-129677
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-129677

前のページに戻る