特許

J-GLOBAL ID：200903083832576490

紛失通信方法

発明者： 藤岡 淳 ,  菊池 浩明
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社 ,  学校法人東海大学
代理人 (1件)： 草野 卓
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-304281
公開番号（公開出願番号）：特開平11-145951
出願日： 1997年11月06日
公開日（公表日）： 1999年05月28日
要約：

【要約】【課題】 計算量及び通信量を削減する。【解決手段】 送信装置100で送信したい情報の組m<SB>i </SB>(i=0,...,k-1)を暗号化して(110)、暗号文c<SB>i </SB>を受信装置200へ送る。装置200は受信したc<SB>i </SB>から受信したいj個のc<SB>ij</SB>(j=0,...,f-1)(1<U><</U>f<k)を選択し(210)、これらを、生成した乱数r<SB>j </SB>で撹乱して質問情報x<SB>j </SB>として装置100へ送る。装置100ではx<SB>j </SB>を復号して回答情報y<SB>j </SB>として装置200へ送る(120)。装置200ではy<SB>j </SB>からr<SB>j </SB>を除去してm<SB>ij</SB>を得る(240)。

請求項（抜粋）：

送信装置がk個(k<U>></U>2)の情報の中からf個(1<U><</U>f<k)を受信装置へ送信する通信方法において、送信装置は、複数の情報m<SB>i </SB>(i=0,...,k-1)を暗号化し、その暗号文c<SB>i </SB>(i=0,...,k-1)を受信装置に送信し、受信装置は、受信した暗号文c<SB>i </SB>(i=0,...,k-1)から受信したい情報に対応(ij(j=0,...,f-1))するf個の暗号文を選択し、その選択された暗号文の組c<SB>ij</SB>(j=0,...,f-1)を生成した乱数r<SB>j </SB>(j=0,...,f-1)で撹乱して質問情報x<SB>j </SB>(j=0,...,f-1)を生成し、これを送信装置に送信し、送信装置は、受信した質問情報x<SB>j </SB>を復号して回答情報y<SB>j </SB>(j=0,...,f-1)を生成し、これを受信装置に送信し、受信装置は、受信した回答情報y<SB>j </SB>(j=0,...,f-1)から乱数成分を除去して、選択した情報m<SB>ij</SB>(j=0,...,f-1)を受信することを特徴とする紛失通信方法。