特許
J-GLOBAL ID:200903083840840350
コネクタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296591
公開番号(公開出願番号):特開平10-141567
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】部品点数を増大させることなく、雌部材と雄部材との結合完了時には確認部材が確実に外れるようにする。【解決手段】確認部材5は弾性変形により拡径可能なC字形状部52を有している。C字形状部52は、雄部材が雌部材に結合される前の状態で窓部35の端縁と係止してハウジング31から軸直角方向に外れることを規制する一対の係止凹部52a、雄部材が雌部材に結合される前の状態で爪部43の外面側に位置するとともに雄部材の挿入時にリング状突部により半径方向外方に弾性変形された爪部43の外面が当接押圧することにより半径方向外方に移動してC字形状部52を拡径させる一対の先端当接部52a、及び雄部材の挿入完了時に窓部35の端縁に当接してC字形状部52を拡径した状態に保持する一対の拡径保持部52aを有している。
請求項(抜粋):
先端から所定の距離隔てた位置に遠心方向に突出するリング状突部が設けられた挿入端部をもつ筒状の雄部材と、上記挿入端部が挿入される挿入開口端をもつ略円筒状のハウジングを有し、該ハウジングの該挿入開口端側の端部に軸方向被規制部及び半径方向に貫通し周方向に対向配設された一対の窓部を有する雌部材と、上記ハウジング内に挿入保持され、半径方向に弾性変形可能で上記窓部と対応する位置に配設された一対の爪部を有し、該爪部は、上記挿入開口端から軸方向奥方に向かうにつれて半径方向内方に傾斜し、上記雄部材の挿入時に上記リング状突部が押圧摺接する傾斜内面、及び上記雄部材と上記雌部材との結合時に上記リング状突部と係止して上記雄部材の抜けを規制する係止部を有する、係止部材と、上記ハウジングの外周面に軸直角方向から外装保持され、上記軸方向被規制部と係止して上記ハウジングに対する軸方向の相対移動を規制する軸方向規制部、及び弾性変形により拡径可能なC字形状部を有し、該C字形状部は、上記雄部材が上記雌部材に結合される前の状態で上記窓部の端縁と係止して上記ハウジングから軸直角方向に外れることを規制する一対の係止凹部、上記雄部材が上記雌部材に結合される前の状態で上記爪部の外面側に位置するとともに上記雄部材の挿入時に上記リング状突部により半径方向外方に弾性変形された上記爪部の外面が当接押圧することにより半径方向外方に移動して該C字形状部を拡径させる一対の先端当接部、及び上記雄部材の挿入完了時に上記窓部の端縁に当接して該C字形状部を拡径した状態に保持する一対の拡径保持部を有する、確認部材とからなることを特徴とするコネクタ。
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