特許
J-GLOBAL ID:200903083841760873

ラーメン構造物の地震被害危険度の判定方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-160235
公開番号(公開出願番号):特開平9-015107
出願日: 1995年06月27日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 簡便的確に対象とするラーメン構造物の、耐震性能の評価となる地震被害危険度の判定方法を提供することを目的とする。【構成】 本発明のラーメン構造物の地震被害危険度の判定方法はラーメン構造物上の測定点とその測定点直下の地盤上にセンサを設置し、同時に測定した振動データのスペクトル比から、ラーメン構造物のみの卓越振動数と、高架橋と地盤を合わせた場合の増幅倍率を求め、そのラーメン構造物の柱の諸元寸法から、ラーメン構造物の地震被害危険度(最上層である第1層はKS1、第2層はKS2、最下層である第n層はKSn)を求めて、地震被害危険度に想定される地震の基盤加速度を乗ずることにより、各層の柱の最大縁ひずみを求められる。地震被害危険度は各柱固有の値であり、そのラーメン構造物がどの程度の地震に対して被害を受けるかという危険度を判定することを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
ラーメン構造物がどの程度地震に対して被害を受けるかという危険度を判定する方法であって、ラーメン構造物上の測定点と該測定点直下の地盤上の地点にセンサを設置し、常時微動を同時測定して、測定した振動データのスペクトル比から、該ラーメン構造物の卓越振動数と増幅倍率を求め、求めた卓越振動数と増幅倍率と、該ラーメン構造物の柱の諸元寸法から、最上層である第1層と最下層である第n層それぞれの地震被害危険度を求め、求めた地震被害危険度に地震時に想定される基盤加速度を乗じて、第1層から第n層までのそれぞれの柱の最大縁ひずみを求めて、求めた最大縁ひずみから該ラーメン高架橋が想定される地震に対して、第1層柱から第n層柱までの危険度を判定することを特徴とするラーメン構造物の地震被害危険度の判定方法。
IPC (3件):
G01M 19/00 ,  E01D 1/00 ,  G01H 17/00
FI (3件):
G01M 19/00 Z ,  E01D 1/00 Z ,  G01H 17/00 Z

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