特許
J-GLOBAL ID:200903083846279600

多室型空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-207534
公開番号(公開出願番号):特開平11-051505
出願日: 1997年08月01日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 多室型空気調和機において、安価な方法で各室内側熱交換器に適正な冷媒分配を行うとともに、できるだけ低い周波数で圧縮機を運転し、室内負荷に応じた能力を出しつつ空調機の入力を抑えて、効率の良い運転状態で運転する。【解決手段】 室温偏差演算手段19と、過冷却度演算手段20と、室温偏差が設定偏差より小さく、過冷却度が設定過冷却度より大きい場合に圧縮機の周波数を設定周波数だけ下げる周波数変更手段24を備えることにより、室内側膨張弁7が開き気味で圧縮機1が低周波数運転となり、室内負荷に応じた能力を出しつつ空調機への入力を抑えた効率の良い運転を実現できる。
請求項(抜粋):
能力可変型の圧縮機,四方弁,室外側熱交換器,室外側膨張弁から成る室外機と、室内側熱交換器,室内側膨張弁から成る複数の室内機とをガス管及び液管を介して環状に接続し、前記各室内機の室温を検知する室温検知器と、前記各室内機の目標温度を設定する室温設定器と、前記室温検知器の検知温度と前記室温設定器の設定温度との温度差を計算する室温偏差演算手段と、前記圧縮機の吐出側に設けられた圧力センサーと、前記各室内側熱交換器の液管側に設けられた液温検知器と、前記圧力センサーの検知圧力と前記液温検知器の検知温度から前記各室内側熱交換器の過冷却度を算出する過冷却度演算器と、前記室温偏差演算手段で求めた室温偏差に基づき前記室内側膨張弁の第1の目標開度を演算する第1の目標開度演算手段と、前記過冷却度演算器で求めた過冷却度に基づき前記室内側膨張弁の第2の目標開度を演算する第2の目標開度演算手段と、前記第1の目標開度演算手段で得られた第1の目標開度と前記第2の目標開度演算手段で得られた第2の目標開度から前記室内側膨張弁の最適開度をファジィ論理によって決定する開度決定手段と、前記室温偏差演算手段で求めた室温偏差が予め設定された設定偏差より小さく、かつ前記過冷却度演算器で得られた過冷却度が予め設定された設定過冷却度より大きい場合に前記圧縮機の運転周波数を設定周波数だけ下げる周波数変更手段とを備えた多室型空気調和機。
IPC (3件):
F25B 13/00 104 ,  F24F 11/02 102 ,  F24F 11/02
FI (3件):
F25B 13/00 104 ,  F24F 11/02 102 T ,  F24F 11/02 102 S

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