特許
J-GLOBAL ID:200903083848051860

仮想計算機システムにおける計算機資源の動的割付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-257013
公開番号(公開出願番号):特開平6-110715
出願日: 1992年09月25日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 OSへの主記憶領域の割付けを動的に変更可能な仮想計算機システムを提供する。【構成】 特定のイベントの発生を契機として、仮想計算機VM-2のゲスト主記憶領域内の高位アドレスの領域をオフライン(未接続状態)にする(ステップ7010)。次に、仮想計算機モニタ410は、VM-2のゲスト主記憶領域を移動(ステップ7020)して、仮想計算機VM-1のゲスト主記憶領域に隣接する高位アドレスの領域を空き状態とする。その後、VM-1のゲスト主記憶領域に隣接する高位アドレスの領域をオンライン(接続状態)にして、VM-1に接続する(ステップ7040)。このようにして、OSへの主記憶領域の割付けを動的に変更する。
請求項(抜粋):
中央処理装置と、主記憶装置と、前記中央処理装置からの指示に応じて当該中央処理装置と非同期に処理を行う非同期処理装置とを含む計算機上で複数のオペレーティング・システム(OS)が仮想計算機モニタの制御下で走行する仮想計算機システムにおいて、前記複数のOSのうち、第1のOSに対して、前記主記憶装置の第1の固定領域を割付けるとともに、第2のOSに対して前記第1の固定領域のアドレス高位側に隣接する第2の固定領域を割り付けるステップと、特定のイベントが発生した時に、前記第2のOSに割り当てられた第2の固定領域のサイズを縮小するステップと、該サイズを縮小した第2の固定領域を前記主記憶装置上でアドレス高位側へ移動することにより、前記第1の固定領域のアドレス高位側に空き領域を生成するステップと、前記第1のOSの主記憶領域のサイズを拡大するステップとを有する、仮想計算機システムにおける計算機資源の割付け方法。

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