特許
J-GLOBAL ID:200903083861806802

自動車用エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-344749
公開番号(公開出願番号):特開平5-180020
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、休筒状態における加速時には、全筒状態への切り換えが迅速に行われることにより、加速のための出力不足を始めとする各弊害の発生を未然に防止することのできる構造を備えた自動車用エンジンを得ることにある。【構成】本発明は、エンジン回転数センサ4およびブースト圧センサ5により割り出される空気の体積効率により全筒でのバルブ開閉を行なう場合と一部の気筒でのバルブ開閉を行なう場合とを判定するとともに、休筒状態を設定されているときに加速する場合には、スロットルポジションセンサ6を用いたスロットル開度の変化率により、加速状態にあるか否かを判別したうえで、空気の体積効率による判定とは別に、全筒状態に切り換えるようにバルブ機構2への駆動制御を行う制御部3を備えたことを特徴としている。
請求項(抜粋):
低速用、高速用のカムプロフィールを設定されたバルブ開閉用カムを備え、これらカムに対するロッカーアーム側での従動状態を切り換えることにより、バルブの開閉量およびバルブの休止状態を設定できるバルブ機構を備えた自動車用エンジンにおいて、エンジン回転数を検出する回転数センサと、スロットル開度に応じた気筒内での空気の体積効率を割り出すためのブースト圧センサと、吸気路中に位置するスロットルの開度を検出するスロットルポジションセンサと、上記回転数センサ、ブースト圧センサおよびスロットルポジションセンサとを入力側に接続され、出力側には、上記バルブ機構の駆動部が接続されている制御部とを備え、上記制御部は、エンジン回転数および空気の体積効率に基づく負荷情報によって全気筒を対象としてバルブの開閉を行なわせる全筒状態および全気筒のうちの一部の気筒のバルブの開閉停止による休筒状態を設定するマップを備え、全筒状態および休筒状態設定のための判別を行なうとともに、休筒状態が設定されている場合に、上記スロットルポジションセンサにより検出されるスロットル開度の変化率が所定値以上にあるときを加速時と判断して休筒状態から全筒状態に切り換えるように上記バルブ機構を制御することを特徴としている自動車用エンジン。
IPC (4件):
F02D 17/02 ,  F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 303 ,  F02D 45/00 364
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-182645
  • 特開昭60-138237
  • 特開昭55-139941
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