特許
J-GLOBAL ID:200903083871247100
人工杢単板または人工杢板の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-311628
公開番号(公開出願番号):特開平9-123110
出願日: 1995年11月06日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】天然木の通常の木理に加えて、杢の形態を自然木に発現するものと大変近い形態で表わすことができ、従って、杢を有しない天然木を原料として、杢を有する天然木の木理を忠実に表現する人工杢単板または人工杢板を容易かつ確実に製造することができる製造法を提供することにある。【解決手段】1)木材フリッチの反復切削により同一の樹種でかつ木理が連続する多数枚の素材単板の組を作る段階、2)天然木の杢部位に対応する凹凸形態が上型と下型の両型面に形成されたプレス金型を用いて素材単板を各枚毎に型押しして、凹凸形態を素材単板の表面に形成する段階、3)型押しされた素材単板の組を再び木理が連続するようにかつ接着剤を各単板間に介在させて積層し、これを前記プレス金型の上型と下型の間に配置して圧締する段階および4)得られた積層体を積層面に交叉する方向に切削して所望厚の単板、板を作る段階より成る。
請求項(抜粋):
1)ある樹種の木材フリッチの反復切削により、同一の樹種でかつ木理が連続する多数枚の素材単板の組を作る段階、2)天然木の杢部位に対応する凹凸形態が上型の型面と下型の型面とにそれぞれ形成された上下一対のプレス金型を用いて前記素材単板を各枚毎に型押しして、前記凹凸形態を該素材単板の表面に形成する段階、3)型押しされた前記素材単板の組を再び木理が連続するようにかつ接着剤を各単板間に介在させて積層し、そしてこれを前記プレス金型の上型と下型の間に配置して圧締する段階、および4)圧締により得られた積層体を積層面に交叉する方向に切削して、所望厚の単板または板を作る段階より成る、人工杢単板または人工杢板の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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