特許
J-GLOBAL ID:200903083875529429
遊星摩擦車式無段変速機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-287333
公開番号(公開出願番号):特開平10-115356
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、出力手段の回転を中立保持機構の連結により変速操作機構の変速動作に変換し、エンジン運転状態で出力軸を確実に停止させる遊星摩擦車式無段変速機を提供する。【解決手段】 無段変速機の変速位置を停止位置に選択したにも関わらず、出力歯車14及び出力軸2が回転しているとすると、摩擦クラッチ21が連結状態になり、出力歯車14の回転が回転板23、歯車30,31を介してねじ軸16に伝達される。変速リング16の移動方向は、出力歯車14及び出力軸2の回転停止方向、即ち中立位置に向かう方向であるので、出力歯車14の停止を確実にすることができる。
請求項(抜粋):
ケースに回転自在に支持された入力軸、前記入力軸と一体に回転するキャリヤ、前記キャリヤに回転可能に支持されているテーパ状の遊星車、前記遊星車と一体に回転する遊星歯車、前記遊星歯車に噛合する出力歯車と前記出力歯車と一体に回転する前記ケースに回転自在に支持された出力軸とを有する出力手段、前記ケースに対して回転不能に設けられ且つ変速操作機構により前記遊星車との摩擦接触位置を変更するように移動可能に設けられている変速リング、及び前記出力手段と前記変速操作機構とを解除又は連結する中立保持機構を備えており、前記中立保持機構が前記出力手段と前記変速操作機構とを連結することによって、前記出力手段の回転が前記変速リングの移動に変換され、前記変速リングが前記出力手段の回転停止方向に移動すること、から成る遊星摩擦車式無段変速機。
IPC (2件):
FI (2件):
F16H 15/52 D
, F16H 37/02 A
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