特許
J-GLOBAL ID:200903083878991050

連続増幅による核酸の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男 ,  河村 英文 ,  吉田 尚美 ,  中村 綾子 ,  岡本 正之 ,  深川 英里 ,  森本 聡二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-525281
公開番号(公開出願番号):特表2009-502210
出願日: 2006年08月07日
公開日(公表日): 2009年01月29日
要約:
本発明は、核酸試料における核酸標的の検出が可能となる核酸、フラップ媒介、連続増幅方法に関する。本発明は、標的核酸を検出するように検出可能な遊離されたフラップを連続的に生成するための核酸合成依存、フラップ媒介、増幅方法を提供する。本発明は、一次関数的および指数関数的な核酸依存性、フラップ媒介、連続増幅方法を提供する。
請求項(抜粋):
標的核酸を検出する方法であって、 (a) 3’から5’の順に第一の領域と、伸長領域と、第二の領域とを含む前記標的核酸と、 3’から5’の順に第一の領域と、伸長領域と、第二の領域とを含む鋳型核酸と、 前記標的核酸の前記第一の領域に少なくとも部分的に相補的である第一のオリゴヌクレオチドと、 5’領域と3’領域とを含み、前記3’領域が前記標的核酸の前記第二の領域に少なくとも部分的に相補的であり、前記5’領域は前記標的核酸に相補的でないが前記鋳型核酸の前記第一の領域に少なくとも部分的に相補的である、第二のオリゴヌクレオチドと、 5’領域と3’領域とを含み、前記3’領域が前記鋳型核酸の前記第二の領域に少なくとも部分的に相補的であり、前記5’領域は前記鋳型核酸に相補的でない、第三のオリゴヌクレオチドと、 開裂手段と、 重合活性と を提供するステップと、 (b)前記標的核酸と、前記鋳型核酸と、前記第一のオリゴヌクレオチドと、前記第二のオリゴヌクレオチドと、前記第三のオリゴヌクレオチドと、前記開裂手段と、前記重合活性とを一連の反応条件下で混合するステップであって、前記一連の反応条件は、 前記標的核酸と、前記第一のオリゴヌクレオチド及び前記第二のオリゴヌクレオチドの3’領域のそれぞれとの間の二本鎖の形成であって、前記第二のオリゴヌクレオチドの5’領域はフラップである、形成と、 第一の開裂構造を形成するのに十分な前記標的核酸の前記伸長領域の長さに相補的な核酸鎖の重合による前記第一のオリゴヌクレオチドの伸長と、 前記開裂手段による前記第二のオリゴヌクレオチド内の前記第一の開裂構造の開裂であって、それにより前記第二のオリゴヌクレオチドの前記フラップの遊離が可能となる、開裂と、 前記第二のオリゴヌクレオチドの前記遊離されたフラップと、前記鋳型核酸と、前記第三のオリゴヌクレオチドとの第二の二本鎖の形成であって、前記第三のオリゴヌクレオチドの5’領域は第二のフラップである、形成と、 第二の開裂構造を形成するのに十分な前記鋳型核酸の前記伸長領域の長さに相補的な核酸鎖の重合による前記遊離されたフラップの伸長と、 前記開裂手段による前記第三のオリゴヌクレオチド内の前記第二の開裂構造の開裂であって、それにより前記第三のオリゴヌクレオチドの開裂および遊離が可能となる、開裂と を可能にする、前記混合するステップと、 (c)前記鋳型核酸からの前記第三のオリゴヌクレオチドの前記遊離により生成された信号を検出するステップと を含む方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12Q1/68 A ,  C12N15/00 A
Fターム (19件):
4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024CA20 ,  4B024HA11 ,  4B063QA01 ,  4B063QA13 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR55 ,  4B063QR59 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS32 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第6893819号
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America. 2000, Vol.97, No.15

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