特許
J-GLOBAL ID:200903083882525196

X線撮像における散乱照射線補正のために部分的に透過性である物体で遮蔽する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安達 光雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-333346
公開番号(公開出願番号):特開平7-209778
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 撮像される対象物の1回だけの投射により、対象物の任意の位置における一次放射線分布に関する情報を失うことなく、高度の精度で画像における散乱放射線成分の計算をして対象物の画像の補正を可能にする。【構成】 X線源1と撮像される対象物3との間に位置決めされた、部分的に透過性である物体7の下側で検出された信号を、部分的に透過性である物体の影部の境界近くの画像における信号と比較して、その物体の位置における放射散乱信号が計算24される。多色照射源の場合、二つの既知の材料での較正21により、放射散乱の正確な計算ができる。部分的に透過性である物体は、対象物と照射源との間の幾つかの位置に位置決めされ、また補間手法の手段により、対象とする各位置における放射散乱を計算できる。放射散乱画像は、対象物の原画像から差し引かれる。
請求項(抜粋):
対象物の、散乱を補正した放射線写真像を生成する方法であって、1) 前記対象物を、放射線源と前記対象物との間に置かれた遮蔽物体と共に前記放射線源により放射される放射線量に暴露して放射線画像を生成する段階と、前記遮蔽物体は、照射に対して部分的に透過性である、既知の物質と既知の厚さを有する幾つかの物体から成るものであり、2) 前記放射線画像をエリア検出器の手段により検出する段階と、3) 検出された放射線画像を電気信号表示に変換する段階と、4) 前記放射線画像内の前記物体の幾つかの位置において、散乱された放射線量に比例する信号を得る段階と、5) 得られた散乱信号値間の補間により、前記対象物の画像の各位置において、画像に存在する散乱量を表す散乱画像を構成する段階と、6) 前記の原画像から前記散乱画像を差し引いて、散乱を補正した放射線写真像表示を生成する段階と、および7) 前記の散乱を補正した放射線写真像表示を出力装置へ送って、散乱を補正した可視画像を生成する段階とから構成される、方法。
IPC (2件):
G03B 42/02 ,  A61B 6/00

前のページに戻る