特許
J-GLOBAL ID:200903083884886552

非磁性背部層を有する磁気抵抗センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-002326
公開番号(公開出願番号):特開平6-236527
出願日: 1994年01月14日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 読取り素子の抵抗の一成分が、2つの隣接磁気層の磁化方向間の角度の余弦として変化する、スピン・バルブ効果に基づく磁気抵抗読取りセンサを提供すること。【構成】 センサ読取り素子は、非磁性金属層によって分離された2つの隣接する強磁性層を含む。非磁性導電材料層を、フィルタ層と呼ばれる一方の強磁性層に隣接しかつそれと接触させて付着して、隣接するフィルタ層を介して伝導される伝導電子の低抵抗経路を提供する背部層または導電層を形成する。フィルタ層の厚さは、該層が、磁化方向に逆平行なスピンをもつ伝導電子を有効に遮断し、かつ平行スピンをもつ伝導電子は該層を介して隣接背部層に伝導させるように選択する。フィルタ層の磁化は、印加された磁界に応答して自由に回転し、それによって背部/フィルタ層中の伝導電子に対する電気抵抗が有効に変化する。背部層の厚さは、測定中のセンサ・パラメータが最適化されるように選択し、約4.0Åないし1000Åの範囲とする。
請求項(抜粋):
非磁性材料スペーサ層によって分離されており、印加磁界がゼロのとき、第1の強磁性材料層の磁化方向が第2の強磁性材料層の磁化方向に対してほぼ垂直である、第1および第2の強磁性材料層と、前記第1の強磁性層に隣接しかつこれと接触する非磁性導電材料背部層と、前記第2の強磁性層の磁化を所望の方向に維持する手段とを備えることを特徴とする磁気抵抗センサ。
IPC (4件):
G11B 5/39 ,  G01R 33/06 ,  H01F 10/30 ,  H01L 43/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-358310
  • 特開平4-247607

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