特許
J-GLOBAL ID:200903083892079950

埋設深度補正装置及び埋設深度補正方法ならびにそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-335677
公開番号(公開出願番号):特開2009-156727
出願日: 2007年12月27日
公開日(公表日): 2009年07月16日
要約:
【課題】金属ケーブルの埋設深度を地表において検出する埋設位置特定装置の、当該算出した埋設深度の値を補正して、より精度の高い埋設深度を出力することのできる埋設深度補正装置を提供する。【解決手段】金属ケーブル11から下部の水平コイル31-2までの距離が仮の埋設深度である場合に、埋設位置特定装置3が算出すると予測した埋設深度を、当該異なる仮の埋設深度について複数求めておき、実際に埋設位置特定装置3が算出した金属ケーブル11の埋設深度と比較する。そして、埋設位置特定装置3が算出すると予測した埋設深度と、実際に埋設位置特定装置3が算出した埋設深度が一致、または最も近い、埋設深度の算出に用いた仮の埋設深度を、真の埋設深度と算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
埋設された金属ケーブルに流れる電流により当該金属ケーブルから発生される磁界の強度を異なる高さの2点で検出し、当該2点における磁界の強度に基づいて、前記金属ケーブルに流れる電流値と、前記金属ケーブルの埋設深度とを少なくとも算出する埋設位置特定装置の、当該算出した埋設深度を補正する埋設深度補正装置であって、 前記埋設深度の補正対象の金属ケーブルに流れる電流を計測器で測定した電流値と、当該電流値の補正係数と、前記埋設位置特定装置が出力した前記補正対象の金属ケーブルに流れる電流値と、に基づいて、前記補正対象の金属ケーブルに隣接して埋設され前記補正対象の金属ケーブルに流れる電流の漏れ電流が流れる金属ケーブルの当該電流値を算出する漏れ電流値算出手段と、 仮の埋設深度における前記補正対象の金属ケーブルと、前記埋設位置特定装置の前記磁界の強度を計測した2点それぞれと、の間の各距離を算出し、また前記仮の埋設深度における前記隣接する金属ケーブルと、前記埋設位置特定装置の前記磁界の強度を計測した2点それぞれとの各距離を算出する距離算出手段と、 前記算出した各距離と、前記埋設位置特定装置が出力した前記補正対象の金属ケーブルに流れる電流値と、前記算出した前記隣接する金属ケーブルに流れる漏れ電流値と、に基づいて、前記2点における前記補正対象の金属ケーブルおよび前記隣接する金属ケーブルそれぞれから発信される前記仮の埋設深度に対応する磁界の強度を算出する磁界強度算出手段と、 前記2点における何れか一方の点での、前記補正対象の金属ケーブルおよび前記隣接する金属ケーブルそれぞれから発信される磁界の強度の合計値と、前記2点における他方の点での、前記補正対象の金属ケーブルおよび前記隣接する金属ケーブルそれぞれから発信される磁界の強度の合計値と、に基づいて、前記補正対象の金属ケーブルが前記仮の埋設深度である場合に、前記埋設位置特定装置が算出することとなる誤った埋設深度を算出する埋設深度算出値予測手段と、 複数の異なる前記仮の埋設深度について算出された複数の誤った埋設深度と、前記埋設位置特定装置が実際に算出した埋設物の埋設深度とを比較して、最も値が近い前記誤った埋設深度の算出に用いた前記仮の埋設深度を、真の埋設深度として出力する埋設深度補正手段と、 を備えることを特徴とする埋設深度補正装置。
IPC (1件):
G01V 3/11
FI (1件):
G01V3/11 B
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る