特許
J-GLOBAL ID:200903083915832219

航空機における接着構造部材の修理に用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-321882
公開番号(公開出願番号):特開平8-175498
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 航空機に多数用いられているハニカムサンドイッチ構造部品の部分修理を容易かつ確実にできる装置を提供する。【構成】 ハニカムコアサンドイッチ構造部品に生じた被修理部位に補修用積層体組付け、これらの上下面を覆うように取付けるシート型加熱手段と、その裏面の面全体に圧力を作用する加圧手段とを設け、この加圧手段を、硬質でかつ易流動性の多数の小径粒体を内包した袋体と、この袋体をシート型加熱手段に接する面を除いて取り囲むケーシングと、このケーシングを上記加圧のために上下動させる加圧駆動手段とから構成した。
請求項(抜粋):
ハニカムコアの両端面に外板を接着して構成された航空機の構造部分或は平板同士接着して構成された航空機の構造部分を対象として、これら部分の一部に生じた被修理部位とこの被修理部位を修理するために組付けた補修用構造部材とを挾持して均一に加圧,加熱するための装置であって、上記のように組付けられた補修用構造部材を含む被修理部位の構造部分の加圧すべき上下面を挾んで該上下面夫々を覆うように当てられる上下一対のシート型加熱手段と、これらシート型加熱手段の補修用構造部材を含む被修理部位の構造部分に接する面とは反対側の面全体に均一な挾持圧力を作用する上下一対の加圧手段とを備え、この加圧手段は、硬質な小径粒体を易流動性状態に内包しかつシート型加熱手段に圧力を作用できるように係合される上下一対の袋体と、上記シート型加熱手段を介して加圧すべき上下面に当てられて袋体が平面的に広がることを制限する上下一対の囲みとしてのケーシングと、このケーシングで囲まれた袋体の少なくともいずれか一方に対し上記挾持圧力を作用するように設けられた上下動型の加圧駆動手段と、から構成したことを特徴とする航空機における接着構造部材の修理に用いる装置。
IPC (5件):
B64F 5/00 ,  B25F 1/02 ,  B29C 73/04 ,  B32B 3/12 ,  B64C 3/20

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