特許
J-GLOBAL ID:200903083916167774

資源配分方法ならびに同方法のプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-292609
公開番号(公開出願番号):特開2005-032202
出願日: 2003年07月09日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】 幾つかの要因によって引き起こされる問題事象の発生を回避するために、各要因に対して行う対策の実施に必要な資源を配分する際、問題事象と各要因がどのように関わっているか考慮して、資源配分を効果的に行う方法が確立されていなかった。【解決手段】 幾つかの要因によって引き起こされる問題事象と問題事象発生の原因となる各要因の関係についてフォールトツリー解析(Fault Tree Analysis)の方法を用いて設定し、一方、各要因を回避するための各対策に必要な資源の投入量と各要因の発生確率の相関を表す使用資源関数を設定し、フォールトツリー解析の手法によって求められる問題事象の発生確率、各使用資源関数によって規定される各要因の発生確率と資源投入量、これらの値を制約条件に応じて変動させることで最適な資源の投入量を算出し、資源配分を効果的に行うことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力装置、記憶装置、演算装置、出力装置を有するコンピュータと、問題事象発生の原因となる要因を摘出しその関係性を表す信頼性解析の手法であるフォールトツリー解析における各基本事象の発生確率から頂上事象の発生確率を算出するプログラムを記録した記録媒体において、入力装置から入力された幾つかの要因によって引き起こされる問題事象の発生を頂上事象とし、前記問題事象の発生の原因となる一つ以上の要因を基本事象としてその関係構造を表すフォールトツリー図の構成データ、前記各要因の発生確率と前記各要因の発生を回避するために実施する各対策の資源の投入量との相関関係を示す関数(以下、「使用資源関数」という)のデータを記憶装置に格納し、演算装置によって、前記フォールトツリー解析における頂上事象の発生確率を求めるプログラムを使用して算出される前記問題事象の発生確率をある所与の値から変化させないという条件を満たす前記各対策にかかる前記資源の投入量を前記使用資源関数によって設定し、その中で前記各対策にかかる前記資源の投入量の合計が最小になる組み合わせを探索し、探索結果となる前記組み合わせを出力装置に表示させることを特徴とする資源配分方法。
IPC (2件):
G06F17/60 ,  G06F19/00
FI (2件):
G06F17/60 138 ,  G06F19/00 120

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