特許
J-GLOBAL ID:200903083916324470

熱応動スイツチ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-096376
公開番号(公開出願番号):特開平5-047278
出願日: 1991年04月03日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】熱応動板を用いた熱応動スイッチにおいて、接点の溶着等が発生した場合に固定接点を導電ピンから離脱させ電路を確実に遮断する。【構成】金属製のカバー1とその開口端面に溶接された蓋板5によって密閉容器を構成し、蓋板5には導電ピン7が電気的に絶縁され気密に固着されている。導電ピン7には固定接点8が熱応動板2の動作温度より高い温度で固着力を失う易溶融材料9により固着されている。また導電ピン7と固定接点8を引離すための力を蔵したバネ10を備えている。密閉容器内部には所定温度で動作する熱応動板2の一端が固着され、他端には可動接点3が具備されている。可動接点3と固定接点8とは接触又は開離するように配設されている。接点の溶着等の非常時にはその過熱状態に伴い易溶融材料9が固着力を失いバネ10が固定接点8を導電ピン7から引離して電路を確実に遮断する。
請求項(抜粋):
金属製の長ドーム形のカバーとその開口端面に溶接された蓋板によって構成される密閉容器、その蓋板の適当な位置に貫通孔が設けられ、その貫通孔にはガラスの如き電気絶縁性充填材により導電ピンが前記蓋板を貫通して気密に固着されており、前記密閉容器の内部側に突出した導電ピンには固定接点がその長手方向にそって一端を固着され、前記カバーの密閉容器内部側にはバイメタルの如き温度の変化に応じて変形する材料にてほぼ短冊形に作られかつその中央を浅い皿状に絞り成形した事によって異なる所定温度に応じてスナップ的に湾曲方向を変える熱応動板の一端が固着され、熱応動板の他端即ちスナップ運動時に移動する端には可動接点が具備されていて、その可動接点が前記固定接点と接触又は開離するように配設された熱応動スイッチにおいて、前記導電ピンと固定接点の固着部は前記熱応動板のスナップ運動する所定温度より高い温度で溶融又は固着力を失う易溶融材料により固着されていると共に、易溶融材料の固着力の低下時に導電ピンから固定接点を引離し電気的に開路させる機構を備えたことを特徴とする熱応動スイッチ。
IPC (3件):
H01H 37/54 ,  H01H 37/32 ,  H01H 37/76

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