特許
J-GLOBAL ID:200903083920591653

静電植毛方法および静電植毛装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-346744
公開番号(公開出願番号):特開平11-169752
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 加飾材として使用する材料の無駄を省くとともに、材料単価を低く抑え、製品の表面が複雑な形状であっても効率よく製造できるようにした。【解決手段】 芯材11,表皮13および接着層15からなる被加飾品を電極板19上に保持治具17を介して設置し、被加飾品の上方には導電材料からなるスクリーン21を、電極板19とともに直流電圧発生器23に接続した状態で配置する。スクリーン21には、直径の小さい孔25aと大きい孔25bとが多数形成されている。スクリーン21上に、まず長い毛足のパイル7bを載せ、これをブラシ27で擦り付けることで負の電荷に帯電させ、帯電したパイル7bは大きい孔25bを通過して正の電極板19に引き付けられて被加飾品に向けて飛翔し、接着層15に突き刺さって植毛される。次に、短い毛足のパイルを同様にして接着層15の前記パイル7bが植毛されていない部位に植毛する。
請求項(抜粋):
被加飾品本体の表面に接着層を設けた被加飾品側の導電性部材と、前記接着層に対向した状態で所定間隔をおいて配置され、前記接着層に植毛される短繊維が通過可能な多数の孔を備えた導電性のスクリーンとの間に、電圧を印加して静電界を発生させ、この状態で前記スクリーン上に前記短繊維を供給して帯電させ、帯電した短繊維が前記導電性部材に引き付けられて前記スクリーンの孔を通過して飛翔した後、前記接着層に接着固定されて植毛される静電植毛方法において、前記多数の孔を互いに異なる複数種の直径を有するものとし、前記それぞれの直径の孔に対応した長さの短繊維を、この対応した直径の孔を通過させて順次植毛することを特徴とする静電植毛方法。
IPC (2件):
B05B 5/00 101 ,  B05D 1/14
FI (2件):
B05B 5/00 101 ,  B05D 1/14

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