特許
J-GLOBAL ID:200903083923993256

リン酸エステル化合物およびその製造方法、ならびにその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-351486
公開番号(公開出願番号):特開平11-181428
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 各種樹脂に優れた難燃性を付与し得る難燃剤として使用することが可能であり、耐熱性に優れ、成形加工時の樹脂本来の物性の低下が極めて少ない、ハロゲンを含まない新規化合物およびその製造方法を提供することを課題とする。また、上記の新規化合物を含有する難燃剤、および上記の新規化合物と樹脂とを含有し、耐熱性および難燃性に優れ、持続的な難燃性を有し、かつ燃焼時に溶融した樹脂の滴下(ドリッピング)が生じることのない成形体を形成し得る難燃性樹脂組成物を提供することを課題とする。【解決手段】 ホスホリナン構造とヒドロキシル基とを併せもつ非ハロゲン系リン酸エステル化合物およびその製造方法、ならびにそれを含有する難燃剤および難燃性樹脂組成物を提供することにより上記の課題を解決する。
請求項(抜粋):
一般式(II):【化1】(式中、R1 およびR2 は同一または異なって炭素数1〜8の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基、炭素数6〜12の置換されていてもよいアリール基、炭素数3〜12の脂環式炭化水素基または炭素数7〜12のアラルキル基)で表される化合物と、一般式(III):【化2】(式中、R3 およびR4 は同一または異なって水素原子または炭素数1〜8の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基)で表される化合物の1種以上とを反応させて得られるリン酸エステル化合物を含有する難燃剤。
IPC (6件):
C09K 21/12 ,  C07F 9/6574 ,  C08K 5/521 ,  C08K 5/527 ,  C08L 75/04 ,  C08L101/00
FI (6件):
C09K 21/12 ,  C07F 9/6574 Z ,  C08K 5/521 ,  C08K 5/527 ,  C08L 75/04 ,  C08L101/00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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