特許
J-GLOBAL ID:200903083925288266

光波距離計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-215755
公開番号(公開出願番号):特開平9-061526
出願日: 1995年08月24日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】距離計測精度を向上し得ると共に、半波長を越える一波長未満の距離に対しても計測可能であり、かつ、回路構成を簡易化する。【解決手段】投光器24は、信号発生器21からの正弦波信号 sinωtにより光波を強度変調して目標体に投光し、位相差θを含む反射光を受光器25で受光する。ミキシング回路26は、受光信号A sin(ωt+θ)と信号発生器21からの正弦波信号 sinωtとの積を求め、ローパスフィルタ27により必要とするAcosθの直流成分を取り出し、A/D変換器28を介して制御演算部29に入力する。次に、スイッチ23を固定接点b側に切換えて計測動作を行ない、A sinθの直流成分を得て制御演算部29に入力する。制御演算部29は、A cosθ、A sinθの持つ振幅Aを算出し、保持電圧をAで除算して正規化したcos θ、sin θを得、その大小関係により目標体までの距離を算出する。
請求項(抜粋):
正弦波信号を発生する信号発生器と、この信号発生器で発生した正弦波信号を位相変換して余弦波信号を発生する位相変換器と、上記信号発生器で発生した正弦波により変調した光波を目標体に照射する投光器と、上記目標体より反射される位相差を含む反射波を受光して電気信号に変換する受光器と、この受光器より出力される受光信号と上記信号発生器から出力される正弦波信号並びに上記位相変換器から出力される余弦波信号とより反射波位相差成分を含む正弦波信号及び余弦波信号を得る手段と、この手段により得た位相差成分を含む正弦波信号及び余弦波信号より受信レベルを算出して両信号を正規化する正規化手段と、この手段により正規化された正弦波信号及び余弦波信号の大小関係により目標体までの距離を算出する演算手段とを具備したことを特徴とする光波距離計測装置。
IPC (3件):
G01S 17/36 ,  G01B 9/02 ,  G01B 11/00
FI (3件):
G01S 17/36 ,  G01B 9/02 ,  G01B 11/00 G

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