特許
J-GLOBAL ID:200903083925581729
四輪駆動型作業車
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-151801
公開番号(公開出願番号):特開平5-338454
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 第1設定圧で増速状態に切換操作される前輪変速装置と、第1設定圧よりも高い第2設定圧で後輪用のサイドブレーキを制動側に操作する左右一対の制動操作装置とを備えて、旋回時に前輪変速装置を増速状態に切換操作し、旋回中心側の制動操作装置を制動側に操作して小回り旋回するように構成した四輪駆動型作業車において、調圧弁により第1及び第2設定圧を現出する場合に、その現出が確実に行えるように構成する。【構成】 ロータリ式の切換弁24のスプール29の第2切換部29Bに、調圧弁19のバネ19bの後端を接当させて、第2切換部29Bによりバネ19bの後端の位置を変更し、作動油圧を第1及び第2設定圧に設定・変更する。この場合、第2切換部29Bを内装する部屋22a内に入り込んだ作動油を抜く切欠き部22bを設ける。
請求項(抜粋):
前輪(1)と後輪(2)とが略同じ速度で駆動される標準状態及び前輪(1)が後輪(2)よりも高速で駆動される増速状態に切換操作自在で、第1設定圧(P1)の作動油が供給されることで前記増速状態に切換操作される前輪変速装置(6)と、左右一対の後輪(2)に対して各々備えられたサイドブレーキ(11R),(11L)を各々独立に制動操作可能で、前記第1設定圧(P1)よりも高い第2設定圧(P2)の作動油が供給されると制動側に作動する左右一対の制動操作装置(13R),(13L)と、前記前輪変速装置(6)及び制動操作装置(13R),(13L)に作動油を給排操作可能な制御弁(16)とを備えると共に、前記前輪(1)が直進位置から左右一方に設定角度以上に操向操作されると、この操向操作に連動して前記前輪変速装置(6)及び旋回中心側の前記制動操作装置(13R),(13L)に作動油を供給するように、前記制御弁(16)を切換操作する操作手段を備えてある四輪駆動型作業車であって、下記の〔ア〕〜〔ウ〕に記載の構成を備えてある四輪駆動型作業車。〔ア〕弁体(19a)及びこの弁体(19a)を閉側に付勢するバネ(19b)を備えて、ポンプ(15)から前記制御弁(16)に供給される作動油圧を、前記バネ(19b)の付勢力に対応する圧力に変更及び設定可能な調圧弁(19)。〔イ〕前記ポンプ(15)からの作動油を前記制御弁(16)に供給する状態とドレン部(35)に排出する状態とに切換可能な第1切換部(29A)、並びに、前記調圧弁(19)のバネ(19b)の後端に接当してこのバネ(19b)の付勢力を変更可能な第2切換部(29B)を、ロータリ式のスプール(29)に並べて備えてこのスプール(29)の回動操作により、前記ポンプ(15)からの作動油を前記制御弁(16)に供給してこの作動油圧を前記調圧弁(19)により前記第1設定圧(P1)に設定する第1状態と、前記ポンプ(15)からの作動油を前記制御弁(16)に供給してこの作動油圧を前記調圧弁(19)により前記第2設定圧(P2)に設定する第2状態と、前記ポンプ(15)からの作動油を前記ドレン部(35)に排出する第3状態との3状態に切換操作可能な切換弁(24)。〔ウ〕前記切換弁(24)のスプール(29)を回動自在に支持するケース(22)の内面に備えられたものであって、前記第2切換部(29B)を内装する部屋(22a)と前記ドレン部(35)とを連通させる切欠き部(22b)。
IPC (3件):
B60K 17/348
, F16H 61/28
, F16H 63/02
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