特許
J-GLOBAL ID:200903083928086044
窒素除去装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217818
公開番号(公開出願番号):特開平7-068289
出願日: 1993年09月02日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 汚水の反応槽滞留時間を短くすることができ、かつ耐久性やコストの面でも満足できる窒素除去装置を提供する。【構成】 脱窒槽1と硝化槽2とを配列した生物学的窒素除去装置において、脱窒槽1内に、主としてポリビニルフォルマールからなる連通気孔性の多孔質担体11を投入する。担体11の気孔径は2000μm未満に形成され、担体11の形状は円筒状あるいは中空円筒状あるいはサイコロ状のいずれかとされる。【効果】 ポリビニルフォルマールの親水性により被処理水が気孔に入り込みやすくなるとともに、担体表面積が大きくなる。担体の大量生産も容易である。
請求項(抜粋):
無酸素条件下で生物学的に脱窒を行う脱窒槽と好気条件下で生物学的に硝化を行う硝化槽とをこの順に配列し、硝化槽から流出する硝化処理水の一部を前段の脱窒槽流入部に返送・循環させて、被処理水中の窒素を有機物とともに除去するか、あるいは前記硝化槽と脱窒槽とをこの順に配列し、硝化槽から流出する硝化処理水の全量を脱窒槽に導入し、必要に応じて脱窒槽に有機炭素源を供給して被処理水中の窒素を除去するよう構成された窒素除去装置において、前記脱窒槽内に、主としてポリビニルフォルマールからなる連通気孔性の多孔質担体であって、円筒状あるいは中空円筒状あるいはサイコロ状のいずれかの形状に製作されるとともに、その気孔径が2000μm未満に形成された多孔質担体を投入したことを特徴とする窒素除去装置。
IPC (2件):
C02F 3/30
, C02F 3/10 ZAB
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