特許
J-GLOBAL ID:200903083939847071

中温作動固体酸化物形燃料電池の空気極支持形単セルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-201269
公開番号(公開出願番号):特開2009-037874
出願日: 2007年08月01日
公開日(公表日): 2009年02月19日
要約:
【課題】空気極と電解質層と燃料極層とを共焼結して中温作動固体酸化物形燃料電池の空気極支持形構造の単セルを製造する。【解決手段】空気極材料粉体を成形して空気極基材3を作製する工程と、空気極基材3の片側表面に湿式法によりコーティングで電解質層2を形成する工程と、電解質層2の表面に湿式法によりコーティングで燃料極層4を形成する工程と、それら3層を共焼結する工程とを含み、そして、空気極材料粉体として比表面積が30m2/g超のセリウム系酸化物固溶体粉体と比表面積が4m2/g超のランタンフェライト系ペロブスカイト酸化物粉体とを混合した粉体、電解質材料粉体として比表面積が10m2/g超〜40m2/g未満のセリウム系酸化物固溶体粉体、燃料極材料粉体として比表面積が30m2/g未満のセリウム系酸化物固溶体粉体と比表面積が8.96m2/g未満の酸化ニッケル粉体とを混合した粉体を使用するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
空気極材料粉体を成形して空気極基材を作製する工程と、 前記空気極基材の片側表面に電解質材料粉体を湿式法によりコーティングして電解質層を形成する工程と、 前記電解質層の表面に燃料極材料粉体を湿式法によりコーティングして燃料極層を形成する工程と、 前記空気極基材と前記電解質層と前記燃料極層とを共焼結する工程とを含み、 前記空気極材料粉体として比表面積が30m2/g超のセリウム系酸化物固溶体粉体と比表面積が4m2/g超のランタンフェライト系ペロブスカイト酸化物粉体とを混合した粉体を使用し、 前記電解質材料粉体として比表面積が10m2/g超〜40m2/g未満のセリウム系酸化物固溶体粉体を使用し、 前記燃料極材料粉体として比表面積が30m2/g未満のセリウム系酸化物固溶体粉体と比表面積が8.96m2/g未満の酸化ニッケル粉体とを混合した粉体を使用し、 前記各セリウム系酸化物固溶体粉体の組成式は、Ce1-wLnwO2+δで表され、Lnはスカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)及び希土類元素(但し、セリウム(Ce)は除く)からなる群より選ばれた一種又は二種以上の元素であり、0<w≦0.4であり、 前記ランタンフェライト系ペロブスカイト酸化物粉体の組成式は、(L1-xAEx)1-y(FezM1-z)O3+δで表され、Lはスカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)及び希土類元素からなる群より選ばれた一種又は二種以上の元素であり、AEはカルシウム(Ca)及びストロンチウム(Sr)の群からなる一種又は二種の元素であり、Mはマグネシウム(Mg)、スカンジウム(Sc)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、コバルト(Co)及びニッケル(Ni)からなる群より選ばれた一種又は二種以上の元素であり、0<x<0.5、0≦y≦0.04、0≦z<1であり、 前記酸化ニッケル粉体の組成式はNiOで表され、 前記空気極材料粉体には、前記比表面積が30m2/g超のセリウム系酸化物固溶体粉体が20体積%超〜50体積%未満含まれ、 前記燃料極材料粉体には、前記酸化ニッケル粉体がNi金属の体積換算量で40体積%〜60体積%含まれていることを特徴とする中温作動固体酸化物形燃料電池の空気極支持形単セルの製造方法。
IPC (3件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12 ,  H01M 4/88
FI (4件):
H01M8/02 E ,  H01M8/02 K ,  H01M8/12 ,  H01M4/88 T
Fターム (23件):
5H018AA06 ,  5H018AS02 ,  5H018AS03 ,  5H018BB01 ,  5H018BB11 ,  5H018BB12 ,  5H018EE02 ,  5H018EE12 ,  5H018EE13 ,  5H018HH02 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB04 ,  5H026BB06 ,  5H026BB08 ,  5H026EE01 ,  5H026EE02 ,  5H026EE12 ,  5H026EE13 ,  5H026HH00 ,  5H026HH02 ,  5H026HH05
引用特許:
出願人引用 (1件)

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