特許
J-GLOBAL ID:200903083940205865

冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-308274
公開番号(公開出願番号):特開平11-142011
出願日: 1997年11月11日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 互いに並列に接続した複数の利用側熱交換器を備えた冷凍装置に対し、暖房時に熱源側熱交換器の蒸発能力が低下しても利用側熱交換器の入口側と出口側との圧力差を十分に確保して冷媒循環動作を安定して行う。【解決手段】 暖房運転時、室内熱交換器(4)出口側の過冷却度を一定に維持し、且つ室外熱交換器(3)出口側の過熱度を一定に維持するように室内電動弁(EV-2)及び室外電動弁(EV-1)の開度を調整するようにした冷凍装置に対し、低外気時に室内電動弁(EV-2)の開度が所定開度以下になると、その開度が小さくなるに従って、室内電動弁(EV-2)の開度の上限値を低下させる。この室内電動弁(EV-2)の開度の上限値を制限することで室内熱交換器(4)の入口側と出口側との圧力差を確保する。
請求項(抜粋):
圧縮機(1)、互いに並列接続された複数の利用側熱交換器(4,4,4)、開度調整可能な利用側制御弁(EV-2,EV-2,EV-2)、開度調整可能な熱源側制御弁(EV-1)、熱源側熱交換器(3)が冷媒配管によって接続されて成る冷媒回路(5)を備えると共に、利用側熱交換器(4,4,4)で冷媒が凝縮し且つ熱源側熱交換器(3)で冷媒が蒸発する放熱運転時、利用側熱交換器(4,4,4)の出口側の冷媒過冷却度を一定に保つように利用側制御弁(EV-2,EV-2,EV-2)の開度を調整する利用側制御手段(11)と、熱源側熱交換器(3)の出口側の冷媒過熱度を一定に保つように熱源側制御弁(EV-1)の開度を調整する熱源側制御手段(12)とを備えた冷凍装置において、上記放熱運転時、熱源側熱交換器(3)の蒸発能力が低下して熱源側制御手段(12)により熱源側制御弁(EV-1)の開度が所定開度以下となった際、利用側制御手段(11)によって調整可能な利用側制御弁(EV-2,EV-2,EV-2)の開度の上限値を所定値以下に制限して利用側熱交換器(4,4,4)の入口側と出口側との圧力差を確保する制限手段(13)を備えたことを特徴とする冷凍装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公平3-049034
  • 特開平4-356648

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