特許
J-GLOBAL ID:200903083944692272

せり出しドアヒンジ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永嶋 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-355519
公開番号(公開出願番号):特開2003-154849
出願日: 2001年11月21日
公開日(公表日): 2003年05月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 室内側への突出量も少なく、泥土の影響を受けない室内側へのヒンジ部の設置を可能にし、ドアの動作制御に対して高い抑制力が確保されるせり出しドアヒンジ構造を提供する。【解決手段】 ヒンジ部材3と長さを異にし車体2内側とドア2との間に両端部が軸着されたロッド部材4を設置してドア2外側端部の過度の開放が抑制されるように構成するとともに、ドア2全開時近傍に車体1を回避する回避部10を前記ヒンジ部材3に形成したことを特徴とするもので、ヒンジ部を泥土の影響のない室内側に設置できるのもかかわらず、ドア2全閉時にヒンジ部3およびロッド部4が室内側に突出して乗員の邪魔となることがなく、ドア2全開時にはドア2が前方にせり出して移動するため、車椅子の乗降の際のヒンジ部近傍のドア空間を大きくとることができる。加えて、簡素な構造のロッド部材4により、ドア外側端部の過度の開放が高い抗力によって抑制できる。
請求項(抜粋):
車体内側とドアとの間に両端部が軸着されたヒンジ部材の揺動運動により、ドアが開放に応じて前方へ移動するように構成されたせり出しドアヒンジ構造において、前記ヒンジ部材と長さを異にし車体内側とドアとの間に両端部が軸着されたロッド部材を設置してドア外側端部の過度の開放が抑制されるように構成するとともに、ドア全開時近傍に車体を回避する回避部を前記ヒンジ部材に形成したことを特徴とするせり出しドアヒンジ構造。

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