特許
J-GLOBAL ID:200903083947193803

永久磁石形回転電機の着磁方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-139655
公開番号(公開出願番号):特開平11-341752
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 固定子巻線による永久磁石の着磁方法であって、固定子や回転子の磁気的構造によらず十分且つ均等な着磁を行え、着磁の際の電磁的衝撃から固定子巻線を保護できる永久磁石形回転電機の着磁方法を提供する。【解決手段】 固定子12に回転子13を組付けた状態で、スイッチS2とS3をオフし、スイッチS1とS4をオンして固定子巻線16uに位置決め電流ip を流し、永久磁石19の磁極中心がティース17uの中心線に一致する位置に回転子13を停止させる(c)。その後位置決め電流ip と同じ向きに着磁電流if を流し1回目の着磁を行う(d)。続いて、スイッチS1とS4をオフ、スイッチS2とS3をオンして逆方向の位置決め電流ip'を流し、回転子13を1磁極分だけ回転させる(e)。その後位置決め電流ip'と同じ向きに着磁電流if'を流し2回目の着磁を行う。
請求項(抜粋):
複数相の固定子巻線を有する固定子と、複数の永久磁石を有する回転子とからなる永久磁石形回転電機に対する前記永久磁石の着磁方法であって、前記固定子に前記回転子を組付けた状態でこの回転子を所定の基準位置に設定した後、前記固定子巻線に所定の着磁電流を流して着磁磁界を発生させ前記永久磁石の着磁を行う着磁操作を、前記回転子の基準位置の設定と前記固定子巻線に対する着磁電流の通電を複数回数繰り返すことにより前記複数の永久磁石を着磁することを特徴とする永久磁石形回転電機の着磁方法。

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