特許
J-GLOBAL ID:200903083947425429

高剛性セメントの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-093234
公開番号(公開出願番号):特開2000-247717
出願日: 1999年02月24日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】従来のセメントによるコンクリートに比し高剛性のコンクリートを作るためのセメントの製法。【解決手段】混和材にアルミナを主要化合物としたもの、二酸化ケイ素を主要化合物としたもの、デンプンを反応したものを化合物とするもの、これらを組成とするセメントおよびコンクリートにより高剛性を得ることができる。
請求項(抜粋):
アルミナ(酸化アルミニウム)を融解して、ゆっくりと冷却すると、結晶が一定方向に整い、透明又は半透明のコランダム(鋼玉)になる。これに酸化クロム又は酸化コバルトを含ませることにより、非常に硬い品質となる。又これらは酸や塩基とは反応しない安定な物質となる。次に二酸化ケイ素を塩基の共存のもとで高温に熱すれば融解する。【化1】これによってできたケイ酸ナトリウムに水を加えて熱すると水あめ状の物質になる。これが水ガラスとなり、水に溶けやすく、水溶液は塩基性を示す。この水ガラスの水溶液に希塩酸を少しずっ加えてよく振り混ぜると、ケイ酸のゲルができる、これを乾燥しキセロゲルとし粉末にする。【化2】更に有機高分子化合物のデンプンを加水分解しグルコースになり、結晶は水溶液中でアルファ・グルコース、ベェター・グルコース、鎖式グルコースの平衡状態となり、これら結晶にアルデヒド基があるので還元性もよく粘着力がつよくなる。これらをセメント製造時の混和材及びコンクリートとする段階で混和材として練り混ぜる。
IPC (6件):
C04B 28/04 ,  C04B 22:06 ,  C04B 22:08 ,  C04B 24:10 ,  C04B103:60 ,  C04B111:20
Fターム (5件):
4G012PB03 ,  4G012PB04 ,  4G012PB19 ,  4G012PC12 ,  4G012PC13

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